検索窓
今日:33 hit、昨日:87 hit、合計:136,050 hit

29枚目 ページ29

貴方side



『おっかさーん。これがカレーなんだね、、。』


「そうよ。良くかんで食べなさい。」


「、、何やってるん?」


『カレーを初めて食べる親子の姿。』


「なんやそれ。」


あのあと、シャオロンが食べ終わるまで目の前のカレーを食べられないと言うもはや拷問の様な時間が過ぎ、シャオロンにあーんして貰って食べてる。


「、、これ動画撮ったらショッピ君に高く売れるくね?」


『お前らモグモク不謹慎だとモグモク思わないのかよ』


「はいはーい。口の中に何も無くなってから喋りましょうねー、、。」


そう言って面白いものを見ているようにロボロはスマホで動画を撮り始める。
後で覚えとけよ。


『ごちそーさまでしたトントン美味しかったです。』


「そういや今日は豚肉やったな。トントン美味しかったです。」


「トントン〜!!」


「出荷よ〜!ww」


何てたわいも無い話をしながらテレビを見ているコネシマ達。
ベッドを譲らんと、シャオロンが洗い物をしている隙に寝室のベッドを占領する。


「あっ。歯磨けよ〜!」


『誰かやって下せぇ、、。』


「しゃー無いな。こっちこい。」


そう言ってロボロは洗面所から新しめの歯ブラシと歯みがき粉を持ってきてくれる。
こいつ何気に優しいよな〜とか思いながら、子供の時みたいに歯を磨いて貰う。


「ほれ。あー、、」


『あー、、』


口を大きくすれば丁寧に歯を磨かれる。
なんでコネシマと言い、ロボロと言い、ファザー感が否めないのだろう。


「ん。ぺってしてきなさい。」


『はーい。』


ベッドから立ち上がって洗面所に向かい、口の中にある奴らを吐き出す。
コップの水は掌を器用に使って飲み、一度すすいで終わりにした。


『おーし!私もう寝る!』


「もう寝るん?テレビ見いひんの?」


『そんな夜更かししてるから育たないんだよ?』


「捻り潰すぞ?」


ひーと言いながらロボロから逃げる。
アイツは冗談が通じないのか?
そんなことを思いながら可哀想にもシャオロンは今日も私にベッドを奪われた。


『おやすみ〜!』


「俺今日もソファなん?」


そんな悲痛な言葉は無視してベッドに横になった。










.









.









.









.








暗転。


続く

30枚目→←28枚目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (244 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
658人がお気に入り
設定タグ:wrwrd , ヤンデレ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はゆり - え?皆さん私モテ知っていますか?私すごくその漫画が好きでこの小説で出てきて興奮しました。作者様も私モテのファンだと嬉しいです。(25話) (7月28日 22時) (レス) @page25 id: 647d51317b (このIDを非表示/違反報告)
るーるー。(プロフ) - うお。怖い。これは、、、ホラー?ま、いいや。タイトルからなんかゾクッときてしまいました。展開がとても気になります。更新頑張ってください。 (2023年4月26日 15時) (レス) @page39 id: a2c8966320 (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - 大戦犯さん» 解いてます!期限付きなのでどうぞお楽しみください! (2023年3月15日 19時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)
大戦犯(プロフ) - パスワードが、パスワードが解かれている!!キェェェェェェェェ(歓喜) (2023年3月15日 14時) (レス) id: 8079df56ee (このIDを非表示/違反報告)
綷撥(プロフ) - ぱんけーきさん» ぱんけーきさんコメントありがとうございます!体の一部ですか?!むしろどこら辺が欲しいのかで話は変わって来ますが、取り敢えずそう言って頂けて、とても嬉しいです。ありがとうございます! (2023年2月2日 19時) (レス) id: 077ab00643 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年11月26日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。