俺ほんまに幸せやわ。 (ページ22)

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思いでの公園【玄樹side ページ22

俺は廉が病気になる前よくきていた公園に来ていた

俺は廉の気持ち1番近くで見てきたから、理解してあげないといけないのに…

勇【玄樹？】

顔を上げるとそこにはいつも辛いときそばにいてくれた俺の大事な相棒がいた。

玄【あのね？わかってるんだよ？廉が今までどんだけ辛くて怖い治療をしてきたか。でも俺はもっと怖い。廉がいなくなるのが怖いの！もう一緒に歌えない？もう一緒に踊れない？もう一緒にライブできないの？夢の中にはいつも6人みんなが幸せそうに笑ってるの？俺それがいつまでも続くと思ってた。それが当たり前なんだって。でも今日先生の話を聞いた時、廉は今でも辛い治療がさらに辛くなるんだ。でも俺の骨髄がもし廉の身体に合うんだったら俺は上げたいって思った。
少しでも辛さが半分になるんなら俺はそうしたいって思った。】

勇【俺は最初そう思った。でもそれって俺らのわがままにもなるんじゃないかな？って。もう廉は十分頑張っと思わないか？廉の人生だから好きなようにしてやろって廉が病気だとわかった時心に誓ったんだ。たとえそれが廉との別れになったとしても、廉がこの世に生まれてきてよかったって思えるように俺らで道作ってあげよ？】

勇太の言葉に半分しか納得行かなかったけど、廉のしたいようにして、俺らがサポートしよって思えたのは確かだった。

そして二人で家に帰ると…

廉がいきなり抱きついてきた。

玄【廉どうしたの？】

廉【今みんなには話した。ゴメン。俺逃げてしまった。少しでも希望があるなら俺は行きたい。元気になってティアラのみんなを幸せにしたい。だからみんなにはさ骨髄ドナーの検査受けてほしいねん。みんなの力を折れに分けてほしい。お願いします!】

玄【当たり前でしょ？みんな廉の味方だよ?】

無事話し合いも終わりご飯を食べた。

廉のイタズラで岸くんの悲鳴が上がったのは誰も予想していなかった。

玄【廉ナイス！】

コーンスープの中にコーンの割合よりはるかに多いグリンピースが岸くんのスープの中に入ってましたとさ。