方法 ページ41
夜中、部屋に取り付けられてる昔風なランタンを手に創志郎さんの書斎に向かった。
夜ご飯の時の契約の話が気になったから、自分でも調べてみようと思って！
鬼について知らない事があるのは嫌なんだ。
書斎には鍵が掛かっていなかったけど、かなり重い扉…肩で押せば入れないことはない。中は壁が本棚になってる
一冊くらいあるでしょ…
ランタンで照らしながらそれっぽい本を探す。自分の弱みみたいなものだから、流石に置いてないか…。
諦めて部屋を出ようとした時、こっこっと足音が近づいてきた。慌てて机の影に隠れる。
だれ…？
ガチャと開けられた扉、小さい人影と、その人影の足元から人に似た人ではない何かがするっと現れる。
「ない…どこだ…？」
この二人も何かを探してるみたい。
本を床に散らかして焦ったような男の子の声。
ま、まさか…
噂の闇鬼と契約したって言う子供？
なんでこんなとこに、『北の闇鬼』って呼ぶくらいなんだから、結構離れてるんじゃないの…いやわからないけどさ
「どうして君はこんな契約してしまったんだ…」
男の子が怒りに肩を揺らす
「…お前にならこの命、捧げてもいいと思った」
闇鬼が答えた
ど、どういう関係…？
もう少し良く見ようと身を乗り出した時、机の上にあった書類や本を落としてしまった
やらかした〜〜〜…！
闇鬼と男の子がこっちを向くのが分かった
「…っ誰だ！！」
凄まれてる…年下の男の子に！
誰もいません誰もいません…！！！誰もいないよ無人だよーー！！！
あーーこりゃ死ぬな。
覚悟を決めた瞬間、
書斎の扉が開け放たれた
「誰だ、僕の書斎に勝手に入ってる奴は？」
うおっ…激おこじゃん創志郎さん…
しかもなんでこんな夜中なのにぴっちりベストきめちゃってんの…
後ろには当たり前のように紕閠さん。
創志郎さん大好きかよ
「僕はこの鬼と契約した、冬馬だ。それ以上近づいたらここの本を全部燃やしてやるからな」
男の子は冬馬くんと言うらしい。ねぇ？冬馬くん命大切にしよう…？
「ほう？この僕に指図とは、見上げた度胸だな。第一こんな簡単に侵入できるような部屋に大事なものなんて一つもないがな」
創志郎さんがそう笑ったのをきっかけに、ガクンとブレる視界
へ？へ？？なに…なんなの？
手は後ろで縛られ、口は誰かに塞がれてる
「じゃあ…こいつも大事じゃないってこった」
耳元ではあの闇鬼の声がした。
驚いた創志郎さんの顔が脳にこびり付いた
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saya(プロフ) - 味噌汁さん» 確かに、ビックリしましたけど、最後の賢正のセリフはかっこよかったです。。。(TωT)/~~~ 私も久しぶりにこんなにドラマにハマったので待ち遠しいです♪ (2016年11月1日 23時) (
レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁(プロフ) - sayaさん» そうですね〜二人の演技にみごとに騙されてしまいました…。日曜日が待ち遠しいです (2016年11月1日 22時) (レス) id: 2bbd48963b (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - 味噌汁さん» ですよね！敬語じゃない賢正も良かったです♪眼鏡を取るところとか、スイッチみたいで、これから後々過去が明かされていくみたいなんで気になりますね〜 (2016年11月1日 21時) (レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁(プロフ) - sayaさん» 分かります〜!普段の一人称が「俺」って所にギャップというか、男っぽさを感じて好きです!!ありがとうございます〜! (2016年11月1日 17時) (レス) id: 2bbd48963b (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - 味噌汁さん» ディーンさんのアクションとか、私服とかも良かったですよね！ もちろん、１番は執事賢正の姿ですけど♪ 楽しみにしてますね(TωT)/~~~ (2016年11月1日 16時) (レス) id: 95169321dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味噌汁 | 作成日時：2016年10月30日 2時
