FFIの真実 ページ41
｢大切なのは、何ができないって事じゃなくて、
何が出来るかってことじゃないのか。｣
その瞬間、後ろから拍手が聞こえて監督が現れた。
｢みなさーん、ごきげんよう。
今日は皆さんに話しておかなければならない
ことがあります。みなさんはきっと
不審に思っていることでしょう。｣
─────この大会の、違和感を。
そのままみんな席に着いて、
今回の大会の真相について聞く。
｢実は今回の大会は、
色んな悪い大人の事情が絡んでいるのです。｣
そう、サッカーは世界経済を左右するほどに大きい。
つまり、サッカーをビジネスとして徹底的に
管理しようとしている組織がいるのだ。
｢それが、"オリオン財団"です。｣
｢それが、一星を送り込んできた組織ですか。｣
｢そうです。｣
オリオン財団は、サッカーにおける経済効果が
最大限になるように試合結果を
コントロールしているらしい。
｢そこで動くのが、オリオン財団のスパイ選手
"オリオンの使徒"達です。｣
｢スパイ？｣
｢彼らは時にチームの味方をし、
時にチームのマイナスになる行動を取ります。｣
そう、試合結果をオリオン財団の決めた通りに行う。
おかしすぎる。こんなこと。
しかし、警察はこれだけで動かないわけで。
｢黙って見ているしかないってことですか？｣
｢このままでは、みんなが危険な目に遭うんですよね。｣
｢ですから、我々はサッカーで、彼らと戦うのです。｣
そう、公正なやり方で。
勝ち進んでいけば、オリオンのほころびを炙り出せる。
凌兵の意見で、一星くんは排除が決まり、
ということになったが、円堂先輩が反対した。
｢俺は反対だ！｣
｢私も、反対します。｣
円堂先輩は、一星くんの過去について話始めるが、
それでもヒロト先輩や凌兵が反対する。
その時、岩戸先輩が一星くんの弟、
"光くん"について話し始める。
そう、一星くんは、光くんの治療費の為に
オリオンに従っているということ。
｢大事なのは、一星くん自身の心を
救えるだろうかということだ。｣
そう、自分自身を悪人だと
思って生きている、ということ。
みんなで彼を助けよう、ということになった。
｢僕に考えがある。｣
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←ちょこまーぶる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れもん。(プロフ) - 虎倉瀬さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります (2022年10月11日 18時) (
レス) @page40 id: be79fbde0d (このIDを非表示/違反報告)
虎倉瀬(プロフ) - この作品の夢主ちゃん可愛くてめっちゃ好きです！！！これからも更新頑張ってください！！！！！ (2022年10月9日 9時) (レス) id: 65921fec64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れもん。 | 作成日時：2022年3月5日 0時
