試合に向けた特訓 ページ31
無事にメンタル回復した私は、練習に励んでいた。
「はーい皆さん。自由時間はここまで!
次の相手に向けた、特訓を始めますよー」
次の相手はスタミナが強いウズベキスタンらしい。
私スタミナ弱いんだよな……。
「では、チーム分けを発表します。」
緑チーム
明日人 風丸 不動 吹雪
青チーム
灰崎 坂野上 岩戸 西蔭
赤チーム
ヒロト 万作 氷浦 砂木沼
黄色チーム
円堂 剛陣 基山 春瀬
「チームに別れてリレー対決をしてもらいます。」
リレー対決…?
スタミナが弱い私は自信がなかった。
「スタミナのある相手を打ち崩す方法は
スタミナを使うとは限りませんよ?」
「リレーということは、
どちらかと言うと瞬発力か。」
「1人の走行距離は15m。
四角形を作り、バトンを私続けてください。
チームの出発点にはティッシュが置いてあります。
最後の走者がバトンを渡したら、
ティッシュを1枚とってください。
ティッシュが無くなるまで続けますよ。」
絶対目が回る………。
「では、よーい。」
パァン
第1奏者は円堂先輩だ。
15m走るらしい。
円堂先輩から剛陣先輩、
そして基山先輩へバトンが回る。
「Aちゃん!」
「はい!」
そのままバトンを受け取って頑張って走り続ける。
「円堂先輩!」
繰り返していき、
夕方頃にやっとティッシュが無くなった。
「お、終わったぁ…………。」
「では、今日はここまで。
あとはゆっくり休んでください。」
オーホッホッホッホと言いながら戻って行った。
それぞれ宿舎に戻ろうとすると、風丸先輩が話し出す。
「待ってくれみんな。みんなには、
これから特訓をして欲しいんだ。」
こんな疲れてるのに…。
「え゛ぇ…。風丸先輩の鬼…。」
「野坂からの頼み、って言ったら頑張れるか?」
「春瀬A。全力をかけて頑張らせていただきます。」
「よし。」
くっそ、見事な手のひら返し………。
でも野坂さんからの頼みならやるしかない。
夕食の時間まで、
みんなとある特訓を続けたのであった。
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れもん。(プロフ) - 虎倉瀬さん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張ります (2022年10月11日 18時) (レス) @page40 id: be79fbde0d (このIDを非表示/違反報告)
虎倉瀬(プロフ) - この作品の夢主ちゃん可愛くてめっちゃ好きです!!!これからも更新頑張ってください!!!!! (2022年10月9日 9時) (レス) id: 65921fec64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れもん。 | 作成日時:2022年3月5日 0時