一星の襲来 ページ27
｢待ってください。
鬼道がそんなことをする訳ない！｣
｢そうですよ。鬼道さんがドーピングなんて…｣
管理｢言い分は取調室で聞く。｣
｢鬼道！｣
｢まて、話を聞いてくれ！｣
何度も抵抗しようとするが、
結局連れてかれてしまった。
｢あーあ。鬼道さん、失格になっちゃいましたね。｣
｢一星…てめぇが鬼道をはめたんだな！｣
｢なんのことかなぁ。だけど良くないよねぇ。
ドーピングなんて。鬼道さんがこんな
卑怯なことをする人だったなんて、幻滅だなぁ。｣
｢てめぇ！！！｣
突然現れた一星くんに、
凌兵の怒りは頂点へと達した。
…それはそうだろう。なんせ、彼がいちばん
信用している鬼道さんが連れてかれたのだ。
無理もない。
凌兵は一星くんを殴りかけたが、
殴ったら退場になるのでギリギリで止めた。
｢明日人くんありがとうございます。
あの時助けてくれたおかげで邪魔者を
消すことが出来ました。｣
明日人先輩は、言葉にならないような表情をしていた。
｢ちょっと、待ちなよ一星くん。｣
｢…何か？｣
鋭い目付きでこちらを見る。
彼の視線は、とてつもなく痛かった。
｢何も無いなら行きますけど。｣
｢…なっ！｣
一星くんはスタスタと出ていってしまった。
｢…ｯ、あの猫かぶり野郎！！！！｣
私の気も知らないで。
結局そのまま、私はその場に立ち尽くしてしまった。
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れもん。(プロフ) - 虎倉瀬さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります (2022年10月11日 18時) (
レス) @page40 id: be79fbde0d (このIDを非表示/違反報告)
虎倉瀬(プロフ) - この作品の夢主ちゃん可愛くてめっちゃ好きです！！！これからも更新頑張ってください！！！！！ (2022年10月9日 9時) (レス) id: 65921fec64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん。 | 作成日時：2022年3月5日 0時
