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ピーッ

試合が再開し、鬼道さんへとボールが繋がるも
何故か鬼道さんが倒れてしまった。


「気をつけろ、灰崎、稲森!」


なにが、起こってるの…?
そのまま咄嗟に灰崎と明日人先輩の方を向く。


「…目眩しだ!」


そのままゴール前へ行き、
サタンは必殺シュートを出す。


"タイムトランス"


それに対抗して円堂さんも3度目の必殺技を出した。


"風神雷神"


またもやゴールをしてしまう。

2-3

点をこされてしまった。
けれど、日本はここで終わるようなやつじゃない。


ボールは取られ、取り返してを続けていた。
鬼道さんがボールを維持していると
どこからかレーザーが当たる。

そう、レーザーを向けていたのは()だった。


「…一星くん。」


彼はオーストラリアの選手の近くに並んでいた上に、
鬼道さんがレーザーに当たった瞬間
彼は立ち止まっていた。


……何故、彼がレーザーを?

なんて疑問が脳内に浮かび上がった。

はっと我に返り、思い出す。


…忘れていた。


彼が"オリオンの使徒"だということを────


そんな事を考えている暇じゃない、と
頭をぶんぶん横に振る。


私は先程の光景を見ていたらしき人物に話しかけた。


「ねえ、凌兵。さっきの見た?」

「…あぁ。やはり、あいつかもしれねぇ。」

「どうした灰崎、春瀬。」

「一星かもしれねぇ。」

「なに!?」

「見たのか!灰崎。」

「お前が光を受けた時、一星は不自然に
立ち止まっていた。まるで光を当てる
場所を調整するかのようにな。」

「確かに一星は、こちらの選手の
フォーメーションを崩すように動いている。」

「あいつが裏切り者か。」

「俺もそう思い睨んでいる。
今は試合に集中だ。」


話に夢中になっているとここで
前半終了のホイッスルが鳴った。


とりあえず私は、一星くんと話すことに決めた。



………しかし、私は後々後悔することになるのである。


"イナズマイレブン オリオンの刻印"
という名のアニメの内容を
ほぼ忘れていたことによって。

蒼色の人狼→←・



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設定タグ:イナズマイレブン , オリオンの刻印 , 野坂悠馬   
作品ジャンル:恋愛
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れもん。(プロフ) - 虎倉瀬さん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張ります (2022年10月11日 18時) (レス) @page40 id: be79fbde0d (このIDを非表示/違反報告)
虎倉瀬(プロフ) - この作品の夢主ちゃん可愛くてめっちゃ好きです!!!これからも更新頑張ってください!!!!! (2022年10月9日 9時) (レス) id: 65921fec64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れもん。 | 作成日時:2022年3月5日 0時

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