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「…さてさて、豪炎寺さんの仇でも取らせてもらうか。」
まるで舞い上がる天使のように
ボールを包み込んだのは、彼女だった。
"妖花の舞"
チャンスボールを手に、ゴールに突き刺したのは
紛れもない彼女、"春瀬A"だった。
ゴーール
これで日本は2点目。同点に追いついたのだ。
「なんと、ゴールを征服したのは
妖花のような彼女だった!」
後ろから突き刺さる視線を無視して
明日人先輩とハイタッチを交わした。
「言ったじゃん、争わないでって。
だから1点分貰っちゃった!」
「チッ、次は邪魔すんなよ。」
「いつも肝心なところで
邪魔してくるのやめろよ…」
なんかヒロト先輩には
怒られた気がしたけど、まいっか☆
ピーッ
試合が再開すると、
どうやら韓国がヒロト先輩を狙っているようだった。
ふと目線をヒロト先輩に映すと、
韓国側のスパイクの裏側から
───キラリと足元で何かが光った気がした。
"ザ・エクスプロージョン"
ヒロト先輩は必殺技で
3人を散らして何とか大丈夫だった。
「ヒロト先輩、大丈夫ですか!?」
「あぁ、何とかな。」
もしかして、あの光る何かで
豪炎寺さんに怪我を負わせたんじゃ…。
まさか、ね。
しかし、この私の推測は
現実となってしまうのであった──。
"特攻バッファロートレイン"
ブロック技で止めようとした
風丸先輩が吹き飛ばされてしまった。
風丸先輩の身体はゴールポストに向かっている。
「危ない!!」
どうしよう、ここで風丸先輩までいなくなったら…
跳ね返ったボールは空中に上がり、韓国によって
ゴールへ向かっていた。
「ッ…くっそ。」
咄嗟に足を伸ばして止めるが、
結局ゴールに入ってしまった。
けれど、無事に風丸先輩は
円堂さんの必殺技によって守られた。
「大丈夫か、風丸。」
「風丸先輩、大丈夫ですか…。」
「ふざけてやがるな、あの野郎共。」
「…あんの、クソ野郎。」
絶対に潰してやる。
もちろん、公正なやり方で。
ピーッ
2ー2で試合が再開する。
が、しかし…。
なんと、ペク達がキャプテンである
ソクに攻撃を仕掛けたのだ。
あれは、パスではない。
─────単なる虐めだよ。
ソクは倒れてしまい、担架で退場してしまった。
その間、ペクはニヤリと笑っていたのだ。
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れもん。(プロフ) - 虎倉瀬さん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張ります (2022年10月11日 18時) (レス) @page40 id: be79fbde0d (このIDを非表示/違反報告)
虎倉瀬(プロフ) - この作品の夢主ちゃん可愛くてめっちゃ好きです!!!これからも更新頑張ってください!!!!! (2022年10月9日 9時) (レス) id: 65921fec64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れもん。 | 作成日時:2022年3月5日 0時