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fk「ちょっと外行ってくるねぇ〜」
振動しているスマホを片手に個室を出て行った
俺のライバル(って勝手に思ってる)の岩本くんからの電話に嬉しそうにして。
そんなに岩本くんが好き？やっぱり長年のシンメだから？
なにか、俺とは別の特別な感情があるの？
ab「そんな気になるなら行ってきたら？」
「…うん、ちょっと行ってくる」
見えないなにかに促されるように、ふっかさんが出ていった後を追いかける
外に出てみると
fk「今ジム終わり？お疲れ〜、え？そんな飲んでねーって！」
あはははっていつもの笑い浮かべて、ポッケに片手を突っ込みながら談笑中。
俺がいることにも気づいてないみたいだ
fk「てか今から来なよ、暇でしょ？」
「えっ…」
fk「人数いた方がたのしーしさ！照が来てくれたら俺も嬉しいし」
最後の一言に、ドクッと心臓が音を立てた。
俺と付き合ってるのにそんなこと言うの？
そんな甘い声で言われたら誰だって誤解するよ？
ていうか、俺以外にそんなこと言って欲しくないんだけど
fk「ぉゎっ、…ちょっと、めめ？」
「もしもし、目黒です」
俺は後ろからふっかさんのスマホを取り上げて、耳に当てた。
「ふっかさん今だいぶ酔ってるんで、本気にしなくて大丈夫です」
iw「まじ？俺行こうと思ってるんだけど」
「あ、大丈夫です。
岩本くん疲れてるだろうしゆっくり休んでください。じゃあ、おやすみなさい」
通話終了ボタンを押して、ふっかさんの胸ポケットに携帯を入れる
fk「ちょっと〜、せっかく照来てくれるとこだったのに」
「俺がいるのに、なんで他の人のこと誘うの」
fk「だって〜、人数いた方が楽しいじゃん！」
「俺以外の人に甘えた声であんなこと話さないで、誘わないで」
fk「あら、嫉妬？」
「そりゃ、さすがに」
俺は、ふっかさんみたいに余裕ではいられないみたい
fk「だったらさ」
もう片方の手をポッケにいれてそのまま近づき、少し下から俺を見上げる
fk「ちゃんと捕まえててよ」
「えっ、？」
fk「好きなんでしょ？俺のこと」
にやっと笑って、俺に口付けた
fk「ほら、戻るよ？」
ぼーっと立ったままの俺の手を引き個室に戻る
やっぱりふっかさんは、
俺より何枚も上手だったみたい
-end-
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むゆこ(プロフ) - 名無し38452号さん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (
レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - ぽちたつさん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - Reina#*さん» 御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - おすずさん» いつもお読みいただきありがとうございます…！御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
むゆこ(プロフ) - rainさん» いつもお読みいただきありがとうございます…！御協力ありがとうございます︎︎︎︎︎☺︎参考にさせていただきます！ (2022年1月6日 22時) (レス) id: e48f494527 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むゆこ | 作成日時：2020年10月9日 21時
