29:ヴィーナス＊DH＊ ページ29
*
「もう、バカ！////濡れちゃうじゃない」
「いいだろ、どうせ濡れるんだから(笑)」
「な、んっ////」
落ちたタオルに手を伸ばそうとするAの肩を引き寄せて
掬いあげるように、唇を重ねた
流れ落ちるお湯を浴びながら、オレのキスで真っ白い肌がほんのり色づいてキレイ
美しい曲線を描くウエストから腰にかけてのカーブに指を這わせる
首元から降りて、なだらかな二つの丘の間を滑り落ちていく水滴から目が離せなくて
吸い寄せられるようにそこに唇を付けたら、小さく息を飲むA
洗いっこしよう、そう言うつもりだったのに
本当に、ベッドまではそれだけのつもりだったのに
シャワーで濡れたAを見てしまったら
そんな子供みたいな気持ちなんか吹っ飛んだ
そう、まさしくAがまるで、ヴィーナスみたいに
浴室のライトで神々しいまでに輝く素肌があまりにも綺麗で
触れることをやめられないんだ
ゆっくりと撫でながらたどり着いたそこは明らかに水とは違うもので潤ってて
Aもオレと同じ気持ちなのかなって素直に嬉しくて
つい、Aが恥ずかしがる言葉を耳元で囁いた
「気持ちい…？」
「……ん」
指を進めると、小さく震えてオレの首に細い腕を回してギュッと抱きついてきた
柔らかいマシュマロみたいな胸がオレの硬い胸に押し付けられて
それだけだって十分煽られるのに
唇をオレの肩に押し付けて声を我慢して、
それでも肩越しに漏れる吐息交じりの声に我慢しろって言う方がムリだ
「掴まってて」
そう耳元で囁いて、Aの片脚を引き寄せてオレを充がうとゆっくり腰を進めた
十分過ぎるくらい潤ってるそこ
いつもと違う場所だからか、
それともいつもはある二人を隔ててる薄い膜がないからか
ダイレクトにAのナカを感じて、震えるくらい気持ちいい
ヤバイ……なんだこれ
思わず眼を閉じてAの肩に唇を押し付けた
でないとヘンな声出そう
Aの善がる声は聴きたいけど、自分がってなると話は別で
それに意識してないとあっという間に終わっちゃいそうで
Aのナカを確かめるように、動くほどに搾り取られるようで
気持ちよすぎてどうにかなりそう
Aもオレを抱きしめる腕に力が入って……そろそろ？
「A…」
耳元で名前を呼べば、ぎゅうってナカが締まる
「もっと呼んで？」
「A…」
「もっと…」
「A……サランへ」
愛してる……
*
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さくらこ(プロフ) - なおさん» たまちゃんありがとう( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年5月14日 13時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - たまです！よろしくです！！ (2015年5月6日 10時) (レス) id: 16c897f07e (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - myeongmiさん» myeongmiさん、コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただける私こそ、幸せです（ ; ; ）ありがとうございます！次のお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ミナさん» ミナさん、コメントありがとうございます！ホント、夢でもいいからこんなかっこいいﾄﾞﾝﾍさんと同じ会社で働いてみたい！！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ようこさん» ようこさん、レスが前後しちゃってごめんなさい(>_<)コメントありがとうございます！リーマンﾄﾞﾝﾍさん、楽しんでもらえて嬉しいです！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年11月22日 18時
