14:ヤツの正体＊DH＊ ページ14
*
＿＿＿今、なんて言った？？
目の前に現れたヌナはあまりにも綺麗で
ピッタリすぎて、まるでヌナのためにあるようなドレス
ヌナとの話を聞いてみれば、このドレスはこいつが準備した？
その上、ヌナは拒絶したけど高価なアクセサリーまで準備してたっていうのか？
腕にはめられた時計だって、誰が見てもわかる高級品だ
そして現れた髪もドレスも黒ずくめの女
オレのパートナー？？
オレのパートナーはヌナなのに！
てか、ｷﾑ･ｼﾞｪｼﾞｭﾝって一体何者だよ！
「どういうこと…「どういうことよ！！」
オレが声を荒げる前に、ヌナが声を上げた
「しーっ！静かにしてよ(笑)ここ、一応公衆の面前だよ？」
「………っ何なのよさっきから(小声)今日はお得意様を招待した
商談も兼ねたちょっとした会食だって聞いて来たのにおかしいじゃない」
「うーん、ざっくり言えばあながち間違いではないけど」
もう一度ソファーに座りなおしたヤツがクスクス笑いながら肩をすくめた
それが無性にカンに触る
「おい！ちゃんと説明しろよ！」
「今日のこのパーティーは、大邱支店支店長就任のお披露目のパーティーです」
ｼﾞｪｼﾞｭﾝの代わりに、黒ずくめの女がそう言った
「支店長…？誰が？」
「ｷﾑ･ｼﾞｪｼﾞｭﾝ支店長です」
「ｼﾞｪｼﾞｭﾝ、が？？」
「支店長……？」
こいつが、支店長…？？
「え？どういうことなの？ｼﾞｪｼﾞｭﾝが支店長って、意味がわからない」
「おお、こんなところにいたのか、ウリマンネは」
後ろから聞こえた野太い声に振り向いたオレたちはぎょっとした
「社長！」
「しゃ、社長…(汗)」
普段会うことはなくても、自分が勤める会社の社長くらいは知ってる
その社長が現れて、ｼﾞｪｼﾞｭﾝの肩を抱くように隣に腰掛けた
ウリマンネ＿＿
こいつは、社長の息子ってこと？
だとしたら、いろんなことが辻褄が合う
高級な車、タキシード、時計
でも……ヌナにまで着飾らせる理由は？
チラッとヌナを盗み見ると顔面蒼白って言ってもいいくらい真っ白
「ヌナ、だいじょ…」
「おお〜この女性か？お前が私に紹介したいと言ってたのは」
そう言って社長が指差したのは、間違いなくヌナだった
その時、オレはさっきｼﾞｪｼﾞｭﾝがオレに投げかけた言葉の意味を理解した
＿男の価値って、なんだと思う？＿
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さくらこ(プロフ) - なおさん» たまちゃんありがとう( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年5月14日 13時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - たまです！よろしくです！！ (2015年5月6日 10時) (レス) id: 16c897f07e (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - myeongmiさん» myeongmiさん、コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただける私こそ、幸せです（ ; ; ）ありがとうございます！次のお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ミナさん» ミナさん、コメントありがとうございます！ホント、夢でもいいからこんなかっこいいﾄﾞﾝﾍさんと同じ会社で働いてみたい！！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ようこさん» ようこさん、レスが前後しちゃってごめんなさい(>_<)コメントありがとうございます！リーマンﾄﾞﾝﾍさん、楽しんでもらえて嬉しいです！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年11月22日 18時
