12:一体何者？ ページ12
*
あれよあれよと言う間に何着ものドレスを試着させられて
仕方なく選んだのは一番おとなしめの、それでも胸に銀糸で豪華な刺繍が施された
ノースリーブのウエストシェイプされたイブニングドレス
タグを見ると………C・ディ◯ール！！
う、嘘でしょう？？？
「あ、あの…ｼﾞｪｼﾞｭﾝって一体何者なんですか……？」
「わたくしはただ、A様のご用意を任されただけですので…」
いやいやいや、知ってるんでしょ？？
なんなの？秘密主義！？
まさか、どこかの資産家の御曹司！？
とここで＿＿4年前までのｼﾞｪｼﾞｭﾝを思い出してみる
なかなか契約が取れなくて上司に叱られて
その度に一緒にやけ酒呑んで上司の悪口言い合って…
アメリカ研修が決まった時も
行くのが不安だって泣きそうなｼﾞｪｼﾞｭﾝの背中を押した
あの弱々しかったｼﾞｪｼﾞｭﾝが！？
ないないないないない(笑)
あり得ないわ
それに！
万が一、どこか大企業の御曹司だとして？
4年間まったく連絡も寄こさなかったｼﾞｪｼﾞｭﾝが
あたしをこんな風に着飾らせる意味が全くわからない！！
ふるふると頭を振って息を吐いた
ドレスを身に付けると、驚くほどあたしの体のフィットしてて…
「うわ…まるであつらえたみたいですね」
「え？はは……どうしてだろう…(汗)」
「A様、こちらのジュエリーをどうぞ」
「へ？ジュエリー！？」
スタッフの手を見ると、上質な黒い箱
戸惑いながら受け取ってそっと開けてみると
ま、眩しい(汗)
まばゆいばかりに輝くダイヤモンドで大きなひまわりを模したようなジュエリー
もう一度箱を閉じて確認する
「ハ、ハリー……ウィンス………」
う、嘘でしょう？？？←2回目
思わず眩暈を覚えたあたしは、その箱をそのままスタッフに押しつけた
「あ、困ります、付けていただかないと」
「む、無理です！！」
冗談じゃないわ！
ｼﾞｪｼﾞｭﾝったら何考えてるの？
サロンを出ると、あたしはｼﾞｪｼﾞｭﾝを探してロビーに向かった
あ、いた…！
「ちょっとｼﾞｪｼﾞｭﾝ！！一体どういうつもりよ！」
あたしの声に振り向いた人を見て、時間が止まったかと思った
「ﾄﾞﾝﾍ……」
いつも下ろしてる前髪を上げて硬い表情であたしを見つめるカレ
タキシード、似合ってる
どうしよう、カッコイイ……////
「ヌナ………？」
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さくらこ(プロフ) - なおさん» たまちゃんありがとう( ´ ▽ ` )ﾉ (2015年5月14日 13時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - たまです！よろしくです！！ (2015年5月6日 10時) (レス) id: 16c897f07e (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - myeongmiさん» myeongmiさん、コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただける私こそ、幸せです（ ; ; ）ありがとうございます！次のお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ミナさん» ミナさん、コメントありがとうございます！ホント、夢でもいいからこんなかっこいいﾄﾞﾝﾍさんと同じ会社で働いてみたい！！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ようこさん» ようこさん、レスが前後しちゃってごめんなさい(>_<)コメントありがとうございます！リーマンﾄﾞﾝﾍさん、楽しんでもらえて嬉しいです！次のヒョクちゃんのお話も楽しんでもらえるように頑張ります！ (2015年3月21日 12時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年11月22日 18時
