38:幸せすぎて ページ38
*
きっと、ﾄﾞﾝﾍにもすぐにわかったはず
だって、まるで吸い込むように、受け入れたﾄﾞﾝﾍの指
耳を塞ぎたくなるくらい、ﾋﾜｲな音をさせて混ぜられて
「ぁ、んっ……」
どうしよう……気持ちよすぎる……
「ヌナ…凄い……」
「や……言わないで…」
恥ずかしくて消えてしまいたくて顔を背けたら
あたしの頭の上に置かれた手でクイっと戻されて目を合わされた
ぁあ、ダメなんだってばその顔、反則……////
「なんで…？オレは嬉しいのに」
「んっ、、、あっ」
楽しそうに微笑んで、ちゅっと鼻先にキスをして
そのまま唇に降りて深く口付けた
ﾄﾞﾝﾍの指が、角度を変えて
ぐっとイイトコロを押し上げたその時
1度目の波に、いとも簡単に飲み込まれた
「ぁ、は…ぁ」
「ヌナのここ、ピクピクしてる。早く一つになりたい」
「や…待って、まだダメ…」
「ダメ、俺も限界」
ずるりと抜けた指の感覚が、まだ残る身体を持て余して
ベッドに突っ伏してるあたしからそっと離れたﾄﾞﾝﾍは
素早く準備してすぐにあたしを抱きかかえた
「ヌナ…いい？」
「………ん…」
ダメって言っても許してくれないクセに…
ドキドキ、胸が騒いでる
だって、この前とは明らかに違う
あの時は、いつの間にか繋がってた
でも今日は……
ゆっくりと、私の脚を広げて
まるで、初めてするみたいにやさしく撫でつけられるﾄﾞﾝﾍのソレが
今からあたしを…
そう思ったらたまらなくなった
「ﾄﾞﾝﾍ……」
「……ん？」
「早く……来て……」
ああ、バカ……
こんなこと、きっと今までのあたしなら言えなかった
なのに………
今のあたしは、ただただﾄﾞﾝﾍが欲しくて
ﾄﾞﾝﾍの首に腕を回して、ぎゅうっと抱きついた
「……っごめん、優しくできない……っかも、」
「ん、んっ……ぁ、あ…」
やさしくなんかしないで
壊れるくらい、強く抱きしめて？
ﾄﾞﾝﾍがあたしを抱きしめる手に力が入って
きっと今まで経験した事のないほどの圧迫感で深い快感に身体が震えた
ゆっくり、押し広げるようにあたしを満たしたﾄﾞﾝﾍは
ふう…と浅く息を吐いて
そのままぎゅっとあたしを抱いて動かない
「ﾄﾞﾝﾍ…？」
「ぁ……ごめん、なんか…」
「ん？」
「情けないけど……幸せすぎて動けない」
そう言ったﾄﾞﾝﾍの瞳から、一粒の宝石が零れ落ちたのは
多分間違いじゃない
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1048人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉこれからもよろしくお願いします♪ (2014年11月24日 21時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、ありがとうございます♪引き続きよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年11月24日 21時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 読めました。更新楽しみにしています。 (2014年11月24日 21時) (レス) id: a4dd4acfd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 見れました！ 本当、続きが読めて嬉しいです！ (2014年11月24日 19時) (レス) id: 6061a04eaa (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、新しいお話読めてますか？編集中だったのでパスワードをかけさせてもらってました。言葉足らずですいませんでしたm(._.)m (2014年11月24日 17時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年9月24日 19時
