16:どうしたい？ ページ16
*
「ﾄﾞﾝﾍとは話したの？」
「あれから気まずくて話してない……」
「ちゃんと、話した方がいいんじゃない？」
「話すって……」
一体何を話すって言うの？
ジュンスとあたしの事？
あたしとﾄﾞﾝﾍの事？
ハナが言うように確かにﾄﾞﾝﾍとはその………だけど……/////
でも！
だからってすぐ好きだとか愛してるだとか、そんな確信があるわけじゃない
過去の恋の話をﾄﾞﾝﾍにするのも違う気がするし…
そんなあやふやな思いを抱いたまま、翌日ﾄﾞﾝﾍと顔を合わせた
やだなあ……
きっといろいろ聞かれそう……
「おはよう…」
「あ、おはようございます！(ニコッ)」
「……？」
「ん？なんですか？何か付いてる？」
そう言うと、自分の顔をあちこち触ったりして。
あれ？
「え？いや…別に……」
「へ？そう？ジッと見るから…あ、見惚れてたとか？」
「バ、バカ？？そんなわけないでしょ！？」
あれれ？
「あは、ヌナは素直じゃないね」
「だ！誰が！」
普通だし(汗)
ハハっと笑ったﾄﾞﾝﾍは本当に昨日のことがなかったかのようで拍子抜けしてしまった
気にならないのかな……
ホッとしたような、ガッカリしたような、複雑……
*
*
*
「はー、やっぱり今日もダメだったか…」
結局、今日もまた取りつく島もないほどに玉砕されて
乾いた喉を潤すコーヒーを啜りながらﾄﾞﾝﾍがため息を吐いた
「諦める？」
「いえ！！諦めません！！実は奥の手があって……」
「奥の手？」
「あー、これ以上はまだ言えない！ちょっと交渉中なんで」
「何それ(笑)なんでそこまで…」
「だって、あれ取れたらオレの事ちゃんと考えてくれるんでしょ？」
まだ有効だったんだね(汗)
「………あのね」
「ハイ？」
「昨日……会った人の事なんだけど…」
「………元カレ……でしょ？」
「………そう、なんだ」
話してどうするつもり……？
あたしはどうしたいの？
「彼とは……」
「うちの両親ね」
「へ？」
あたしの言葉を遮るように始められたのは、ﾄﾞﾝﾍの亡くなったお父さんの話だった
*
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さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉこれからもよろしくお願いします♪ (2014年11月24日 21時) (
レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - ゆいさん» ゆいさん、ありがとうございます♪引き続きよろしくお願いします( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年11月24日 21時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 読めました。更新楽しみにしています。 (2014年11月24日 21時) (レス) id: a4dd4acfd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 見れました！ 本当、続きが読めて嬉しいです！ (2014年11月24日 19時) (レス) id: 6061a04eaa (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ(プロフ) - 彩さん» 彩さん、新しいお話読めてますか？編集中だったのでパスワードをかけさせてもらってました。言葉足らずですいませんでしたm(._.)m (2014年11月24日 17時) (レス) id: c51219206a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらこ
| 作者ホームページ：http://id41.fm-p.jp/390/cherryhae15/
作成日時：2014年9月24日 19時
