【刀剣】粟田口が普通な粟田口【乱舞】

卌玖 ページ1

in政府



審「……」


「…」


一期「…」



重々しい空気の中審神者と近侍の一期、そして鎬は政府へと呼ばれていた
審神者は政府に呼ばれただけで顔面蒼白である


(『嗚呼！先日呼んでいた本丸の！では、第一会議室でお待ちください。研究者と上の者をお呼びしますので』)


なんてことを受付嬢からいわれ渋々待っている
鎬に関しては窓の外をみながらぼーっとして緊張感はゼロ
しまいには机の上に置いてあった最中を食べ始める始末…




不意にバァンッ！！と音を立てて開いた扉に驚く審神者
その方向に目を向けるとthe研究者！と言えそうなものが一人と女の人が1人
研究者は鎬を見つけるや否やすぐさま駆け寄り、こう言ったのだ




「ねぇ君！刀剣男士だよねぇ！？調べさせて！血液から細胞、骨の髄液までぜーんぶ！！」




「……(引」



一期「(目が逝ってらっしゃる…)」



誰もが引くだろうその言葉、女の人が研究者によってきて頭にチョップを叩き込む
崩れ去る研究者、勝ち誇る上の人
実にカオスだ


緋口「私は緋口…亜種刀剣男士や未確認刀剣男士の取り締まりの代表をさせて頂いております。本日は未確認刀剣男士、鎬藤四郎を見せさせていただき、対処を考えます」


「ねぇねぇ！緋口さぁ〜ん！僕に調べさせてよ〜、この子の血液型とか好きな物とか、細胞核のDNAとか脳下垂体の形とかをさぁ〜」



「「「……(引」」」



「江成、お前は限度を考えろ。審神者様や刀剣男士様が引いておられる」



「だってぇ〜！鎬藤四郎だよ！？焼失したはずの刀剣男士が出るってなかなかないよ！？あったとしても薬研藤四郎ぐらい…！！」



「しかも名だたる武将御用達！調べなきゃ損だよ！」



江成と言った研究者は研究者熱心と言うのだろうかそれともただのキチガイなのか
目が逝っている時点でわからない

伍拾→

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