検索窓
今日:40 hit、昨日:58 hit、合計:188,393 hit

7)喫茶店うずまき ページ9

「ところで・・・」

「ん?」

「“災害指定猛獣”・・・って、なんですか?」

「・・・・・・・・・ありゃ、君、気づいてない方だったかぁ・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーー

探偵社の下にある喫茶店〔うずまき〕へやっててきたAたち

「異能者・・・私が・・・」

「そう、君は月下の神獣をその身に宿す異能力。私達の前で、君は白い美しい虎になったのだよ」

「白い・・・虎・・・」

Aはいつも自分に語りかけてくる存在を思う

「“白”・・・の、事」

「はく?」

「いつも、私の中にいて・・・色んな事を教えてくれる」

「異能力がか・・・?そんな事が・・・?」

「異能力もまだまだ解明されていない事が多いからねぇ。そんな異能がいてもおかしくないだろう?国木田君」

「そういうものか・・・とにかく、社の看板を汚す事だけはするなよ」

熱弁を始める国木田

「そういうのはこれから学んでいけば大丈夫だからね?あ、僕は谷崎 潤一郎、よろしくね」

「妹のナオミですわ!」

「たに、ざき・・・さん・・・?」

「・・・Aちゃん、じゅんくんって呼んでみて下さいな」

「ちょっと、ナオミ、呼び方なんて・・・」

「じゅんくん?」

「「・・・・・・・・・・・・・」」

こてんっと首を傾げるA

「可愛いですわー!!私の事はなおちゃんと呼んで下さいな!!」

「(今、なんかきゅんって・・・)」

「なおちゃん?」

「そうです!そっちの方が言いやすいでしょう?」

「うん」

「名前を言いづらかったのか?」

「そんな気がしたので」

ナオミは可愛い可愛い、とAを抱き締める

「Aちゃん、国木田君の事好きに呼んでいいよ。絶対難しいから」

「おいこら、太宰!貴様が勝手に「にぎさん・・・?」・・・・・・・」

「あら、独特な呼び方」

「間違えようがないネ」

「にぎさん・・・だめ・・・?」

「・・・・・・・好きにしろ」

手帳で顔を隠すようにして何かを書く

「おやぁ?国木田君ってば、照れてる?」

「うるさいわぁ!」

「Aちゃん!私の事はお「あ、電話だ」・・・・・」

谷崎が電話に出て、太宰の言葉は遮られた

「依頼者、ですか?」

「中島、仕事を教える、戻るぞ」

「はい」

国木田が立ち上り、Aはついていく

「僕達も戻ろうか」

「はい、お兄様」

谷崎兄妹も立つ

残された太宰

「・・・・みんな、何か冷たくない・・・?」

「太宰さん、お会計お願いします♡」

8)初めてのお仕事→←6)武装探偵社



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (270 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
543人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しの - とても読みやすくて好きです!夢主ちゃん可愛い...他作品の更新で忙しいかもしれませんが、こちらの作品の更新もぜひ!!待ってます!! (2023年3月26日 16時) (レス) id: 47a7886cb6 (このIDを非表示/違反報告)
きんぴらごぼう☆(プロフ) - 面白すぎて一気見しちゃいました!続きまってます! (2023年3月25日 7時) (レス) id: c534bb58ca (このIDを非表示/違反報告)
眠いちゃん - 続きをください…まじで (2023年2月28日 23時) (レス) @page36 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
琉亜 - て (2023年2月24日 2時) (レス) @page36 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
yukihina(プロフ) - 始めまして!呪術廻戦とのコラボ面白いです!!普通に作品として沢山読みたいです!!! (2022年12月31日 5時) (レス) id: 6f965a4945 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水琴 | 作成日時:2019年9月28日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。