コートに舞う天才ペテン師

石川祐希が俺を好きすぎる ページ21

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Q全日本での合宿が始まりましたが、チームの雰囲気はどうですか？

石川：かなりいいと思います。自分は遅れて合流したんですが、チームもいい感じに出来上がっていて自然に溶け込めてよかったです笑


Qほかの選手とは何かお話されましたか？

石川：同じ時期にロシアから帰ってきた神選手とは同じ部屋だったので話しました
内容は基本的にはバレーの話で、タブレットでお互いの試合をみながら意見交換はしました


Qどんな意見交換をしたか聞いてもよろしいでしょうか？

石川：彼のプレイがまた一段とトリッキーになったので、そのプレイの詳細を聞いたのと
お互い海外で学んできたものを教えあったりしてました


Q神選手とはWエースとして注目されていますが、石川選手ご自身はどのように神選手を見ていますか？

石川：彼はミドルもできるしスパイカーとしてもまだ腕は落ちてないですし、日本になくてはならない存在だと思っています
ポジション毎の切り替えってかなり大変で、切り替わるまでがどうしても質がおちてしまったりコンビが合わなかったりするんですが
彼はその合わない間も強気な姿勢で攻めますし、セッター陣からの信頼度はかなり高いです
そんな凄い人と並べられるのは正直緊張します笑







「ーー嘘つけぇぇぇ！！」

石川「なに？笑 早く畳んでよ」

「なーにが俺と並べられるのは緊張するだよ！！
緊張するやつが先輩を顎で使うわけねーだろ！！」

石川「おわんないから笑」

「西田はどうした？！あいつ洗濯係だろ！？やらせろよ！！」

石川「なんか居なくなった笑」

「居なくなった、わら…じゃねーよ！俺を呼び出す前に西田を呼び出せ！！



…大志ぃ！！角と角を合わせろ！！
んでユニフォームは名前が見えるように！！」

小野寺「…あ、はい」




…っ、たく。


あっ！！めっちゃ綺麗にたためた！

誰のだ？



石川「っ、ちょ！笑 畳んだのにクシャクシャにしないで笑」

「なんでっ…！！よりによって西田のをっ…！！」




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