淳太と照史と傷だらけの俺

泣かんといてくれ！！！ ページ34

「あのっ…！！！」


「…俺？」


「ジャニーズWESTのAくんですか…！！！」


「そやで？ジャス民なん？」


「はいっ…！！！」


「ありがとうなぁ！


…ってなんで泣いてん？？！」


めっちゃ泣いてんやん！
え？俺ぶつかっちゃった？？！え？？！


「すみません、会えると思ってなくてっ」


「あ、会えて嬉しい的なやつな？俺もジャス民に会えて嬉しいわ
やから涙抑えよか？」


"彼女泣いてるじゃん"
"うわさいてー"


ほら！！！ほらほらほら！！！


「すみません…」


「ハンカチある？俺ハンカチもティッシュもないねんごめんな？」


「ありますっ…！！！あの、握手だけ…」


「ええよ全然！…そんな服でゴシゴシせんでええから笑」


「いや手汗かいてたら嫌なので」


「んなこと言われたら俺も気になるやんか！拭いとこ」


服でゴシゴシ…


「ずっと、応援してます！！！」


「ありがと。俺頑張るから見ててな」


頭ポンポン


「じゃ、友達待たせてるから。泣いたらあかんで？笑 せっかくのメイク崩れてまうから」


「ありがとうございました！！！」


「じゃ、気をつけて」





ーーーーーーーーーー

A：ってことがあってさぁ

神山：泣かれるのは困ってまうなぁ…嬉しい気持ちはわかんねんけど

A：俺らもな？会えて嬉しいけどなぁ。しかもティッシュすら持ってないときやったからさ！何も貸せへんやん？？！

神山：それは持っておきなさい笑

A：いつもは持ってますうぅ

神山：まぁ、皆さん！俺たちも会えて嬉しいけど泣かんといていただけたら嬉しいです笑

A：涙を拭いてやりたいけど、指やと目にばい菌入ったらあかんしティッシュすらない時もあるんでね

神山：俺らはそこまで考えてます！笑

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