『今から恋、始めます』 (ページ16)

今日:6 hit、昨日:29 hit、合計:89,617 hit

〃ページ16

.

壱「どうやった？俺の歌どう？？？」

北人さんが収録してる間、休憩中の壱馬はしつこくAに意見を求めていた

「あー、良かったと思いますよ」、

壱「いやぁそんなに褒められても/////

で、あとは？」

褒めてないし、何も言ってないのにと思うA

「壱馬くんはやっぱり低音ボイスが良いですね。

いつも書いていても歌いづらいだろうなーって所も普通に歌ってくれるんで気にしなく曲作れるんで助かります」

.

壱「…………そんな事考えるくらい俺の歌真剣に聞いてくれてたん/////」

.

「へ？まぁ北人さんからちゃんと聞いとかないとダメだよって言われたので」

(本当は聞いとかないと後で面倒だよって言われたけど黙っとこう。。。)

壱「あー嬉しいｯ！残りも頑張れるわァ」

マネ「Aさんいつも居れば、壱馬のはすぐ終わりそうだよな笑笑」

壱「確かに！Aちゃんが見てるって思えば「行かないですから」えー」

壱「俺のラップの所カッコイイやろ？

昨日めっちゃ練習してん」

休憩中なのにひたすら話してくる壱馬に、この人休まなくていいのかなと冷ややかな目で見るA

でもまぁこの後ケーキ食べに行くしここは仕方ない

「そうですね。私もそこが一番好きです」

壱「！！！えっ、俺の事が……

ｽﾀｯﾌ「川村さん。次お願いしまーす」タイミングｯ」

「ほら、呼ばれてますよ。早く行ってください」

北「そうだそうだ！早く行けー」

「北人さんはさっきから何してるんですか？」

北「え、いい感じに相槌打っとこうと思って笑笑」

.

.

.

.

そんなこんなしてるうちに無事、レコーディングは終わりAとの時間を楽しみに身支度する壱馬

北「えー俺も行きたいな？」

「私はどっちでもいいです」

壱「北人〜、これから用事あるって言ってたやん。な？はよ帰った方がいいんちゃう？」

北「うわ、怖ｯ。帰りますよー」

「え、北人さん帰っちゃうんですか？」

(私一人でこの面臭い人を見ろと？)

北「だって壱馬怖いし」

北(まぁ頑張って笑笑)

壱「そんなに北人が良いん？俺じゃなくて」

明らかにムスッとする壱馬を見ながら子供かｯと思ってしまう

「はいはい、壱馬くんが良いですよー」

壱「せやろ？ほら、はよ行こｯ」