【名探偵コナン】56歳児。 (ページ4)

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転校初日です。ページ4

帝丹小学校へ転校する事になり、今日は転校初日。
私は少年探偵団のいる1年B組ではなく、隣のA組へ編入するらしい。ちょっと残念。
しかし何より、私のこの髪色はとてもよく目立つ。
「御薬袋楓です。どうぞよろしく」
自己紹介の時から好奇の眼差しを向けられる。それは転校生と言う理由だけではない事は確かだ。ストロベリーブロンドの髪など珍しい。ましてや、それに加えてオッドアイなど、子供の興味を惹き付けるには充分過ぎる特徴であった。
「ねぇ、楓ちゃんはどこからきたの～？」
「どうしてそんな髪の色なの？」
「何で目の色が右と左で違うの？」
子供の好奇心とは恐ろしいものだと改めて痛感しながら、私は冷静に対処する。何と言っても私は前世で4児の母であったし、この子らよりも年下の孫がいたのだ。
「私はお隣の杯戸小学校から来たの。髪の色は...お母さんがこの色だったからよ。確かにこの髪の色はとても珍しい色よね。目は...簡単に言うと、病気ね。だけど、死んだりする病気じゃや
いから安心して」
こんな風に答える。
彼らに伝わるかしら？
まぁ、コナンの世界の子供達は頭も良さそうだし、理解出来るかしらね。

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