男装少女は秀才なり！！【ＨＱ!!】 (ページ32)

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なり！３０ページ32

『＿で、ここはこうしてこう。』

影「こうか？」

『そーそー』

日「玲。ここ、どーやんの？」

『ん？あぁ、ここは、こーして…』

日「こうか！！」

『そそ。』

はい。玲です。
只今、僕の部屋で翔陽と影山に勉強を教えてます。

え？スガさんはどうしたかって？

菅「影山ー、ここ違うぞー」

影「えっ」

ここに居るよ。
ちゃんと勉強教えてくれてるよ。

菅「だから、ここはな？こーやんだよ。」

日「なるほど！わかりやすい！」

菅「だべ？」

改めて思った。

流石先輩。

影「凉夜。ここどーすんだ？」

『ん？あぁ、ここはこうだよ。』

影「ほう。」

こいつ、わかってねぇな。

『違う違う。こーだってば。』

影「？」

『お前、かけ算もできないわけ！？』

影「ここは、かけ算なのか？」

『かけ算だよ！！！なんだと思ってたのさ！！』

影「割り算。」

『』←

影山クン。君の頭に僕はついていけないよ…

『ここに、かけてって書いてあんじゃん！！お前の目は節穴か！！』

って言ったら反論するか。

と、思ったが…

影「ごめん。もう、嫌になったか？」

って捨犬みたいな目で言ってきた。

んんんんんんんんん！

『…』

そんな目で見るなよ！！可愛すぎだろ！！

『なってない…((ﾎﾞｿｯはいはい！次！！ここ！』

菅「おぅ、凉夜のキャラ崩壊w」

ねぇ、スガさんてこんなキャラだったっけ？
悪ノリするのは知ってたけど、こんなんだったっけ？？

そんで、勉強してたら…

日「なぁ、玲。」

『なに。』

翔陽が口を開いた。

日「玲、最近バレーした？」

『一昨日の夜、及川サンに本気サーブ打たされた。』

日「そん時、楽しかった？」

『別に…普通…』

日「そっか…」

僕は少し嘘を言った。