なり!25 ページ27
日向side
『りつきー…』
玲が眠そうな声で、俺と凛月の肩越しに凛月を呼んだ。
どんだけ眠いんだよ。
凛「なに…?」
凛月は、何処か不機嫌な気がする。多分、負けたからだろう。
ま、玲が強すぎるから、しょーがないんだろーけど。
『なんで、りつきは、僕と戦うの…?』
日「あ、それ俺も気になる。」
凛「…なんで…って言われてもな…まぁ、ただ、単に毎回負けるのが悔しいだけだよ。」
・・・
日「『嘘』」
凛「はぁぁ〜?」
日「嘘嘘嘘嘘」
凛「ちょ、翔陽?」
『嘘嘘嘘嘘』
凛「お前が聞いたからちゃんと答えてやっただけだろ!?」
『嘘嘘、負けるのが悔しいってのは絶対嘘。』
(。。(º º(。。(º º
『正しくは、゛負けるのが悔しい ゛んじゃなくて、゛勝ちたい ゛んでしょ?』
(。。(º º(。。(º º
そうだ。絶対そうだ。
だって、あの、あの凛月に限って悔しいから、なんの考えもなく、何度も戦うなんて絶対ありえない。
凛月side
『なんで、りつきは、僕と戦うの?』
ちょー眠そうな声でいきなり、玲が言った。
いつもは、低い声が眠そうだからか、ちょっと高く聞こえる。
不覚にも、可愛いって思ってしまう。
日「あ、それ俺も気になる。」
おい。翔陽。後で、覚悟しとけ。←
凛「…なんで…って言われてもな…まぁ、ただ、単に毎回負けるのが悔しいだけだよ。」
嘘だけど。
・・・
少しの沈黙が流れる。
日「『嘘』」
凛「はぁぁ〜?」
何言ってんだよ。エスパーかよ。←
日「嘘嘘嘘嘘」
凛「ちょ、翔陽?」
『嘘嘘嘘嘘』
凛「お前が聞いたからちゃんと答えてやっただけだろ!?」
『嘘嘘、負けるのが悔しいってのは絶対嘘。』
(。。(º º(。。(º º
翔陽頷くんじゃねぇよ…
『正しくは、゛負けるのが悔しい ゛んじゃなくて、゛勝ちたい ゛んでしょ?』
(。。(º º(。。(º º
…←
まぁ、図星ですな。(´>ω∂`)☆
凛「何故わかった…!?」
日「『お前の幼馴染みの俺ら舐めんな。』」
凛「あははー…
あー!もう!これは、終わり!!
さ!もう、帰んべ!!玲も、眠いんだろ!?さ!早く!早く帰ろーぜ!」
日「うわ!ちょ!押すな!倒れる!!」
『ぐへ』
何が起きたかは、知らないよ。(´>ω∂`)☆
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あ、木兎との話入れてない…
ま、いいや。←
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作者名:黒鷺夜@国見は俺の嫁。 | 作成日時:2017年5月23日 17時