心眼さんと踊り子さん ページ49
セルヴェさんが何とか喧嘩する2人をなだめてひとまず喧嘩が収まる。
喧嘩が収まり、自己紹介が始まった。
ｶｳﾞ「俺は超イカすカウボーイのカヴィン・アユソ！！！ハンターからお前を奪ってやるよ！」
ウインクをしながら自分のことを褒めるこの人はカヴィンさん。
視界の隅でカートさんがそんな様子のカヴィンさんを見てため息をついていた。
セ「私はマジシャンことセルヴェ・ル・ロイ。素敵なマジックが見たくなったら私のところまでおいで、満足させてみせよう。」
例えばこんなふうに、なんて言いながらセルヴェさんは自信の持っているステッキを一振した。
そしてそのまま立っているので何をしているのだろうと思っていると目の前のセルヴェさんが消えた。
驚いて尻もちをつきそうになるとおっと、と言いながら再び私の背後にセルヴェさんが現れた。
セ「マジックを見るのは初めてかな？」
『は、はい！！！すごい、ですね…！！！』
目の前で起きていることに処理が追いつかないが、とにかくこの人が本当のマジシャンだということは分かった。
ｶｳﾞ「セルヴェずりぃ！！！俺もかわいこちゃんにかっこいいとこ見せたい！！！」
頬を膨らましながら不満そうにカヴィンさんはまた言った。
セ「カヴィン、本当にかっこいいのは本番でこれらを活用することが出来たら、だよ。この子をしっかりと守ってあげるんだよ。」
セルヴェさんがカヴィンさんに優しい笑みを浮かべてそう言う。
それを見たカヴィンさんは満足そうに笑って絶対助ける！、と意気込みをその場で叫んだ。
それからまたカヴィンさんたちと別れて廊下を歩いていた。
不意に朝ごはんの時に入った部屋………食堂から聞いたことの無い女の人達の声が聞こえた。
挨拶ぐらいは全員の人と済ませて置きたいので特に躊躇することも無くその部屋のドアを開けた。
ここに来てから私の行動が少し礼儀知らずのようになってきてるな、なんて思いながら。
お二方がこちらを向く。
『あっ…えっと…こ、こんにちは…？』
なんて情けのない挨拶だろうか。
自分でもそう思うくらいだからよっぽど情けのない挨拶なのだろう。
？「あっ…あなたは昨日新しく入った子ですね！」
青い帽子を被った女の人が杖で床を叩きながらこちらに近寄ってくる。
目が見えないのだろうか、視線は合わない。
『は、はい！新しく入った精神異常者ことAです！よろしくお願いします！』
ピシ、と姿勢を整えながら言うと奥のピンク色の被り物を被った女の人が笑った。
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M(プロフ) - ぐうたら猫さん» 報告ありがとうございます！最近更新してないのに読書して下さりありがとうございます！！！修正しておきますね (2019年7月6日 0時) (
レス) id: 07364ca25c (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - ニャッスニャッス！誤字があったのでご報告に来ました。 祭司と占い師の中間、ハスターsideの台詞で信仰が進行になってました！ (2019年6月14日 1時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - コメント再度ありがとうございます！！！こちらこそ美味しいネタ提供ありがとうございました！！！！！ごちそうさまです！！！！！ (2018年12月25日 20時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - 美智子姐さんとヴィオレッタ嬢との絡み、めっさ可愛いです♪ バル爺ちゃんとの関係最高っした！ (2018年12月22日 10時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ぐうたら猫さん» コメントありがとうございます！！！！じぃじと孫娘！？………良い関係だ……………。そのように書かせて頂きますね！ (2018年12月2日 16時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2018年10月13日 1時
