カウボーイさん ページ48
あまりに突然のことだったので状況が飲み込めず、頭の中が「！？」というマークでいっぱいになる。
やがてポスンと何かに受け止められた。
？「ほう、ピアソンの言っていた通りかわいこちゃんじゃねぇか！」
私を受け止めた何かは人らしいが視界が切り替わりすぎて目がグルグルとして相手の顔を見るに見ることが出来ない。
？「ちょっとカヴィン、急に縄で女の子を捕まえるのは荒手過ぎないかい？」
隣から温厚そうな男の人の声が聞こえる。
どうやら私はカヴィンさん、という方に縄で捕まえられたらしい。
そして、引き寄せられたと。
カヴィンさんは悪ぃ悪ぃ、と言いながら私を地面へ下ろしてくれた。
地面に下ろされてその場でしゃがみこみ、視界を整える。
この感じ、リッパーさんやジョーカーさんがが私を殴った時と似ているなぁ。
視界がやっと整って立ち上がりながら顔を上げる。
？「すまないね、目眩は治まったかな？カヴィンが手荒な真似をしてすまないね。」
リュックサックを背負った男性が目の前にたっていたことに気がつく。
『い、いえ、大丈夫です！縄が飛んでくることを想定出来なかった私にも非があるので。』
そう答えると目の前のリュックサックの人はそうかい、と笑った。
？「カートずりぃ！俺もかわいこちゃんとお話したーい！！！」
顔に模様の入った男性が駄々をこねるようにリュックサックの人…カートさんにそう言う。
カ「カヴィン、君ねぇ…もっと自分のすること成すことに責任感を持ったらどうなんだい。」
ｶｳﾞ「だってかわいこちゃんを腕の中に収めるにはアレが1番手っ取り早いんだもん！」
カ「そういうことに責任感を持ったらどうなんだいって僕は言ってるの！」
キーキーとカヴィンさんとカートさんが争い始めたのでどうしようもなくオロオロとしていた。
？「カート、カヴィン。喧嘩はよせ。君たちはこの子とお話がしたいだけだろう？」
不意に私の隣にはたまた見たことない人が現れた。
棒を持ったコートの着たおじさんだった。
ｶｳﾞ「セルヴェ〜〜〜！！！聞いてくれよ！カートがかわいこちゃんを独占するんだ！！！」
カ「人聞きの悪い嘘をつくのはやめてくれるかなカヴィン。」
以前火花を撒き散らしながら会話する2人。
ここには喧嘩するほど仲のいい人が多いのかなぁ。
ピ「ッックッシュン！！！」
フ「クシュッ…………あぁ、なんだろう寒気がする。お前と同タイミングでくしゃみをするなんて。」
ピ「こっちのセリフだ馬鹿野郎！」
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M(プロフ) - ぐうたら猫さん» 報告ありがとうございます！最近更新してないのに読書して下さりありがとうございます！！！修正しておきますね (2019年7月6日 0時) (
レス) id: 07364ca25c (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - ニャッスニャッス！誤字があったのでご報告に来ました。 祭司と占い師の中間、ハスターsideの台詞で信仰が進行になってました！ (2019年6月14日 1時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - コメント再度ありがとうございます！！！こちらこそ美味しいネタ提供ありがとうございました！！！！！ごちそうさまです！！！！！ (2018年12月25日 20時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - 美智子姐さんとヴィオレッタ嬢との絡み、めっさ可愛いです♪ バル爺ちゃんとの関係最高っした！ (2018年12月22日 10時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ぐうたら猫さん» コメントありがとうございます！！！！じぃじと孫娘！？………良い関係だ……………。そのように書かせて頂きますね！ (2018年12月2日 16時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2018年10月13日 1時
