チェイサーズと+アルファ ページ38
ドアの先には大きな部屋が広がっていた。
ピアソンさんの部屋かな……大きい…………。
そんなことをぼんやり考えているとピアソンさんが私を撫でた。
ピ「何があったかは知らねぇが…とりあえず泣くな！お前は笑顔が可愛い女の子だろ？」
ウッズさんみたいに！と言うピアソンさんはどこか楽しげだった。
『…エマさんのような善人ではないですよ、私は…でも、ありがとうございます。元気出ました！』
そう言うとピアソンさんは何かを考えるような顔をしたあと、どうでも良くなったのか考える顔をするのをやめた。
ピ「あ、そうそう…ナイチンゲールから俺たちとお前に当てられた手紙があるぜ！」
ナイチンゲールとは誰だろうか？
そう思っているうちに、私はピアソンさんによって部屋の中へと手を引かれていた。
部屋の中に入り、部屋の奥の方へ行くと見覚えのある人達と見たことない人たちがいた。
ナワーブさんと、ウィリアムさんと、マーサさんと、………誰か知らない男の人。
ピ「そんじゃ、手紙の中で名前を挙げられたもの…サバイバーだけだが全員集まったので手紙の内容を俺が直々に伝えてやる！」
なぜだか得意気になっているピアソンさんを私は不思議そうに眺めたあと、私は知らない男の人の近くまで歩いていった。
『…あなたは一体…どなたでしょうか…すみません、まだ皆さんの名前を知らなくて……。』
茶色い髪の毛の眼鏡をかけた男性はニコリ、お優しそうな顔をして私の目線までしゃがんでくれた。
幸「最初はみんなそんな感じだから心配しないで大丈夫だよ。僕は幸運児。名前はないけれど…みんなからはラック、なんて呼ばれたりしているよ。」
穏やかな口調で話すその人はラックさんと言うらしい。
『私はA・ロゼータと申します。精神異常者なのでご注意くださいね。よろしくお願いします、ラックさん。』
幸「よろしくね、Aちゃん。」
自己紹介をしているとピアソンさんが、ゴホンと咳払いをしたため、私たちは話すのをやめた。
ピ「そんじゃ、ナイチンゲールの手紙を読みあげるぞ！耳かっぽじって聞けよ！！！」
ピアソンさんはそう言うと机の上に置いてあった封の切れた手紙を開き、手紙の内容を読みだした。
[本日追加された精神異常者はまだ幼い精神を持っていますので以下のサバイバー、ハンターを精神異常者の保護者とします。傭兵、泥棒、オフェンス、空軍、幸運児、リッパー、狂眼です。サバイバー側には特別に部屋を用意しました。]
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M(プロフ) - ぐうたら猫さん» 報告ありがとうございます！最近更新してないのに読書して下さりありがとうございます！！！修正しておきますね (2019年7月6日 0時) (
レス) id: 07364ca25c (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - ニャッスニャッス！誤字があったのでご報告に来ました。 祭司と占い師の中間、ハスターsideの台詞で信仰が進行になってました！ (2019年6月14日 1時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - コメント再度ありがとうございます！！！こちらこそ美味しいネタ提供ありがとうございました！！！！！ごちそうさまです！！！！！ (2018年12月25日 20時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - 美智子姐さんとヴィオレッタ嬢との絡み、めっさ可愛いです♪ バル爺ちゃんとの関係最高っした！ (2018年12月22日 10時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ぐうたら猫さん» コメントありがとうございます！！！！じぃじと孫娘！？………良い関係だ……………。そのように書かせて頂きますね！ (2018年12月2日 16時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2018年10月13日 1時
