再開 ページ13
ドアを開けると予想通り目の前が明るくなって…というかなりすぎて眩しくなり、目を細めた。
中にはエマさん、ピアソンさん、フレディーさんと…知らない人もいた。
ピ「──でよォ！俺がもうダメだぁ、って思った時に颯爽とソイツが現れてよ！ハンターに一発ギャフン！と言わせてから助けてくれたんだぜ！そのあとソイツはハンターに殴られて泣く泣く俺たちは出てきたんだけどよ…それでも脱出に成功したらしくてよ！かっけぇだろ！？でもな、見た目はすげぇ可愛いんだぜ！？」
ピアソンさんが何かを興奮気味に話しているが、話の途中だからかよく分からない。
知らない人たちも話の夢中になっており、私も話の内容が気になって知らない人たちの後ろに並んだ。
フ「私からしたら大の大人がかよわい少女に助けられているようにしか見えませんでしたが？」
ピ「んだと！？てめぇこそ俺の事全然助けに来ずにずっと暗号解読してただけじゃねぇか！」
フ「そのおかげで脱出できたのでしょう？」
ピ「んだとコノヤロウ！！！」
だんだんフレディさんとピアソンさんが口論をし始めた。
あーぁ…、なんて思っていると私の前に立っていたラグビーボールを持った男性がこちらを向いた。
ジッ、と見られたのでジッ、と見返すとその人はひょい、と私を持ち上げた。
え？私そんなに軽くなかったはず…確かに最近ご飯食べれてなかったけど。
そしてそのまま近くの緑色の被り物をしている人に
？「なぁ、ナワーブ。なんかちっこいのが近くにいたんだけど誰だか分かるか？」
この緑色の被り物をしている人はナワーブ、というらしい。
ナ「いや…知らねぇ顔だな。どこから来たんだお嬢ちゃん？」
緑色の人は私の顔をジーッと見ながらそう聞いた。
『え、ええと、私は今日入ったばかりの新人です！よ、よろしくお願いします…！』
ガタイの良い体を持った2人の男の人に囲まれて少し怖くなる。
…あの時の私を殴った人もガタイが良い人たちばかりだったな。
この人たちも危険な人なのかな…。
ナ「…ウィリアム、この子に持ち上げていいか許可取ったのか？震えてんぞ、この子。」
その恐怖心はいつの間にか体の震えとなっていたらしく、ナワーブさんが私を持ち上げているウィリアムさん？にそう言った。
ウ「あ？あぁ、ごめんな！」
そう言うとウィリアムさんはストン、と私を地面に戻してくれた。
やっと地面に戻れてフゥ、と一息ついているとサイレンがまたｳﾞｰｳﾞｰと鳴った。
この音には今だ慣れない。
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M(プロフ) - ぐうたら猫さん» 報告ありがとうございます！最近更新してないのに読書して下さりありがとうございます！！！修正しておきますね (2019年7月6日 0時) (
レス) id: 07364ca25c (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - ニャッスニャッス！誤字があったのでご報告に来ました。 祭司と占い師の中間、ハスターsideの台詞で信仰が進行になってました！ (2019年6月14日 1時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - コメント再度ありがとうございます！！！こちらこそ美味しいネタ提供ありがとうございました！！！！！ごちそうさまです！！！！！ (2018年12月25日 20時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - 美智子姐さんとヴィオレッタ嬢との絡み、めっさ可愛いです♪ バル爺ちゃんとの関係最高っした！ (2018年12月22日 10時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ぐうたら猫さん» コメントありがとうございます！！！！じぃじと孫娘！？………良い関係だ……………。そのように書かせて頂きますね！ (2018年12月2日 16時) (レス) id: 5e16966fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2018年10月13日 1時
