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「はーいちょっとごめんね。」
震えるりんごちゃんと、いかにもって感じのオニーサン2人の間に立って待ったをかける。
「は？お前誰だよ」
いきなり登場した俺に、オニーサン達はもうこれはこれはお怒りモード。
先に見つけた獲物だもんね。
横取りされたくないよな〜、わかる。
この状態を早く打破したいけど、あんまり怒らせたくねぇしなぁ。
俺、喧嘩とか弱いし笑
どうするかなぁとか思いつつも、やっぱり合理的な案が妥当だよね。
「ん？そいつの兄貴だけど？」
「は？」
ですよねーー！！
俺も言いたい、は？って。
りんごちゃんも、へ？って言いたげな顔でこっち見てるし。
でもしょうがねぇじゃん。
これが最善策。以上。
「いや、だからさ。
俺の可愛い妹にちょっかい出すのやめれる？」
「んだよ、妹こんなとこに連れて来んなよな。場違いだっつうの」
チッ、とあからさまな舌打ちをお見舞いしてその場を立ち去ったオニーサン達。
バカでよかった〜。
「んっとだよな笑
こんなとこに妹連れてくるバカいねぇよ普通笑」
だって妹じゃねえし。
と笑えば、りんごちゃんが震えた声で俺を呼んだ。
『お兄さ....っ』
「ん？」
『その..っ、ありがとう、ございます..っ』
あーあ、なみだで顔グチャグチャにしちゃって。
夜の街。
女子高生、制服、涙。
いやアウトだろこれ。
「あー、もう！わかったから、泣くな。な？
とりあえず、ここはアレだから場所移動する。
付いて来な？」
羽織ってた上着をりんごちゃんの肩にかけそっと手を引く。
しばらくしてついたのは、少し広めの公園。
いや、まぁそりゃ年相応の姉ちゃんとかならこんな状況、
家に連れて行ってそのままベットへGOだけど、そうはいかねぇじゃん？
だからって、ファミレスとか行くにもこんな顔じゃ連れて行けねぇし。
これが妥当...ってさっきから俺そればっか。
だから嫌なんだよ。年下相手するのは。
なんて心の中で毒づく。
...まぁそんなことはさて置いて。
夜の街には似つかわしいほどに、純粋めいた彼女はなんであんな場所にいたのか。
そこから話を始めようか。
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです！！笑 (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます！ (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです！この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます！ (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年8月17日 1時
