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「良かったわけ?バーベキュー来ることになったけど」
北斗たちと別れたあと、そろそろ俺たちは帰るか、なんて言って彼女の家まで向かう。
『へ?やっぱり私来るの嫌でしたか...?』
「なんでそーなんの笑
嫌ならさっき良いとか言わねぇから笑」
『へへ笑
ならなおさら、私が..嫌なわけないじゃないですか!笑』
「まぁー、そうなんだけど笑
ちょっと厄介な奴らって言うか...」
って言うのも、男7人に、女2人ってアンバランスにもほどがある。
まぁ誰かしら他の女連れてくるかもしれないけど。
それでもみんなこいつよりは年上なわけで、しんどくならないかな。なんてガラにもなく心配してんの!
『え。樹さんを狙うイケてるお姉様方とかですか。』
「は笑 いやいやなんでそうなるわけ笑」
『だってそんなの私にとったら厄介でしかないですもん!!』
まじめに心配した俺がバカみてぇじゃねぇか笑
お気楽なバカ正直なこいつは、良かった〜なんて目の前で鼻歌なんか歌ってる。
「まぁ、なんかあったら俺に言えよ?
七海でも良いけど。って、そんなはしゃいでたらコケ....ってほら言わんこっちゃねぇ。」
慣れない下駄でフラフラ歩くからそりゃ足はもつれるだろ笑
「大丈夫かよ笑」
コケそうになるその腕を掴み支える。
そしてそのまま大丈夫かと顔を除けば、お得意のりんごちゃん発動。
「顔真っ赤だけど笑」
『もうやだぁ〜!樹さんおもしろがってる!』
「笑うなって言う方が無理だろ笑」
はい、しっかり自分で立つ。
掴んでいた手を離し背中をポンと叩く。
すると、今度はりんごちゃんが俺の手を優しく控えめに掴んだんだ。
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ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» 伏線引いてたつもりですけど勘ぐられなくてよかったです!!笑 (2019年9月26日 21時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» 目、白黒させてます...(笑)高地より衝撃的...!! (2019年9月26日 20時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - ヒヨリさん» びっくりですよね笑 コメントありがとうございます! (2019年9月23日 14時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - ミナさん» こーちに奥さんと娘さんがいたとは...(笑) (2019年9月23日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
青炎神狐白 - 物語が進みすごくおもしろいです!この後の展開が待ち遠しいです(^^)楽しみに待ってます! (2019年9月2日 23時) (レス) id: 8b8abbcbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミナ | 作成日時:2019年8月17日 1時