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「Aはさ、その、付き合ってる人とかいる？」
「え？」
ハンバーグにナイフを通しているとそう聞かれてつい、聞き返してしまった。
「え？あ、いないよ、びっくりした、いきなり」
拙い感じになってしまったのは仕方がないことだと思う、私は普通だ。びっくりするのは普通だし、好きな人にこんな質問されたら、いや、好きじゃなくてもドキッとしてしまうだろう。
「そっか」
そう言って少しほっとした表情になるのは自惚れてもいいのだろうか、恋愛経験は多くはないが疎くはない。
「でも、好きな人はいるよ？最近はずっと連絡が来るのを待ってたけど来なかった。自分からするかも迷ってたんだけどね」
口角を上げて流司くんに笑いかけると目を見開いたかと思うとすぐに笑ってきた。
「ずっと言うか迷ってたんだけど、俺はAのことが好き。結構、前からなんだけど関係を壊したくないし、撮られたりしたら嫌だからずっと迷ってた。2.5じゃ男の方が多いから付き合いも広いから足枷になると思ったし……だけどやっぱり好き、付き合って欲しい」
「……すごく、嬉しい。実はね？好きだなって感じたのは最近なんだけど、本当は前から好きだったと思うの。流司くんはなんて言うか、憧れだったから。初めて会った日に流司くんが追いかけて来てくれてパフォーマンスしてくれたでしょ？」
もう2年も前になるけど、あの時に初めて1体1で挨拶をした時には憧れ、ファンっていった感情でいたけどパフォーマンスをしてくれて、追いかけてきてくれて、役の話をしてくれて……多分その時から恋愛感情はあったと思う。そう言えば流司くんも徐ろにはなしてくれる。
「俺も最初は(旧姓)Aって聞いて大先輩じゃん！って思ったんだけど話していくうちに同い年の女の子なんだなって……ぶっちゃけ最初はファンの方ってイメージだったんだけどオーディションの時に三日月時雨見て"あ、この子すごく役に対して向き合っててすごい。流石"って思ってこんな風に自分も演じたいって思えたんだよね」
あの時は確かにガチキモオタみたいな反応しか出来なかったなぁなんて今思うと笑ってしまう。
「だから稽古の時とかもずっと観察してた、スタッフも皆Aを気にかけてたけどAも色んなところで気を配って、差し入れ作ってきてくれたりしてすっかり女の子扱いなんかされなくなってすげぇってめちゃくちゃ思った！」
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こゆき(プロフ) - printemps(プランタン)さん» コメントありがとうございます！ハリポタのネタ温めてるのがあるので形になるように頑張りますね！ (2020年8月16日 1時) (
レス) id: 60a14787da (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - ぁぁぁあぁ！えぇ話…ｸﾞｽﾝ希望！ハリポタ！ (2020年8月15日 20時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - けらしあさん» 良かったです。誤字すみません、私のミスです！ありがとうございます！！気が付きませんでした。 (2019年5月6日 23時) (レス) id: a8d6aed384 (このIDを非表示/違反報告)
けらしあ(プロフ) - こゆきさん» なるほど！わかりました。ありがとうございます！！最後に指摘(？)になるのですが、しゅんやさんのしゅんは俊ではなく峻ではないでしょうか？重ね重ねすみません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 4b00fe55ba (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - けらしあさん» コメントありがとうございます、2016年ごろに遡っています。また質問等がありましたら気軽にコメントください！ (2019年5月6日 1時) (レス) id: a8d6aed384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆき | 作成日時：2019年4月20日 13時
