その3！ ページ3
『はぁ……今日もロボロくんかっこよかった……』
シャオくんとコネシマ君の手によりロボロくんと引き離された私は2人と共に廊下を歩いていた
「これで部活頑張れるな」
そう言って人の髪をぐしゃぐしゃにしながら頭を撫でるコネシマ君の手をペシっと叩く
『コネシマ君が撫でるとボサボサになるからやめて！！！』
私がコネシマ君に抗議をするとコネシマ君は悪い笑みを浮かべ、犬を撫でるように両手で私の頭をわしゃわしゃと撫で始める
「おーおー！Aさんはちっこい小動物みたいやなぁ！」
『ちょ！？やめ！！！辞めてってば！！！助けてシャオくん！！』
必死に抵抗しても辞めてくれないコネシマ君
「シッマわかるわぁ…Aってちっちゃくてすばしっこくて犬みたいよな」
シャオくんはそう言ってケラケラと笑いながら私の頭をポンポンと撫でる
『いい加減に！して！！』
2人がかりでずっと撫で続けられて段々とイライラして来た私は2人の足に一発ずつ蹴りを入れる
『ほんとになんなの！？撫でていいのはロボロくんだけって言ってるじゃん！！』
頭上にある2人の顔をキッと睨みつけてみるが相も変わらず2人は笑ってる
「そうやってキャンキャン吠えてると、ほんまに子犬みたいやなぁ…A」
『うるさいシャオくん！！サラッと失礼なこと言うな！誰が子犬だ！このポメラニアン！』
シャオくんの足にもう一発蹴りを入れると私は廊下を駆け出す
『もういい！部活行く！！コネシマ君バイバイ！ 』
「おー、Aさんまた明日！」
大きな声で手を振る私にコネシマ君も大きく手を振って返してくれる
「A、ちゃんと前見んとコケんで！気ぃつけや！！」
『うっさいシャオくんの不人気！！』
シャオくんに向かってそう言うと私は部室へと走り出す
背後からは「誰が不人気や！」と言う声が聞こえたような気がしたが、気の所為だと思うことにしておく
さぁ、みんなと別れて
これからは楽しい楽しい部活の時間だ！！
弾む気持ちをそのまま走っている足へと乗せ、私は軽やかな気持ちで部活へと向かった
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泉月。(プロフ) - ときあめさん» ときあめさん コメントありがとうございます！物語を書く際にshaちゃんを如何にかっこよく書けるかを追求している部分もあるのでそう言っていただけて本当に嬉しいです(；；) (2020年11月19日 17時) (
レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
泉月。(プロフ) - あゆたさん» あゆたさん！いつも読んでいただき誠にありがとうございます！！！ これからも楽しんで頂けるような作品を書いて行けるよう頑張りますのね応援していただけると嬉しいです！！ (2020年11月19日 17時) (レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ときあめ(プロフ) - 今週分のrbくんも最高にすてきでした(T . T)毎週たのしみにしてます〜〜！rbくんの不器用な感じも、shaちゃんのスパダリ感も最高です。続きの方楽しみにしてます…！素敵な作品ありがとうございます。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 5d5f606a06 (このIDを非表示/違反報告)
あゆた(プロフ) - 初めまして。夜遅くにすみません。とても素敵な小説で更新を密かに楽しみにしているものです…。このご時世、体調に存分に気をつけて無理のないように更新、お待ちしております。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 0b438b4c7d (このIDを非表示/違反報告)
有咲/arisa(プロフ) - 泉月。さん» ｸﾞｯ…まだ現世にいるとするか…（←何だこいつ）最後まで見守ります!!! (2020年10月20日 17時) (レス) id: 1ecb7d6cb5 (このIDを非表示/違反報告)
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