その14！ ページ14
頭を殴られたかのような衝撃が私を襲い、耳がキーンとする
あまりの衝撃に耳を抑えしゃがみ込んでしまう
「さっきから隣でギャーギャーうるさいわ！！」
真面目に勉強をしていたところを邪魔されて大変ご立腹なロボロくん
『邪魔してごめんねロボロくん！！！静かにするから！！』
「勉強せえへんのやったらチーノ達のとこに行かんかい！！」
そういうロボロくんに血の気が引いていく
「ままままって！？ちゃんと勉強するから！！だから！！！隣がいい！！ロボロくんのお隣が！！！！！」
そもそもチーノって誰…
呟くようにそう言うと教室の隅で薄紫君にちょっかいをかけていたコネシマ君がロボロくんの爆音にも勝る声量で笑い始める
ロボロくんの声は愛の力で耐えられるけど、コネシマ君はシンプルにうるさいからやめて欲しいな…
楽しそうなコネシマ君は嫌がる薄紫君の腕を掴み、悲しそうにしている瓶底眼鏡くんの隣に並ぶ
「Aさんにはまだ紹介しとらんかったな！このやる気無さそうなんが１年のショッピ君や！うちの部の期待の新人やからいじめんといてな！」
コネシマ君がそう言うと薄紫君が一言「っす」と返事をする
なるほど、彼が最近コネシマ君の口からよく名前が出てきたショッピ君か…
私が挨拶をしようと口を開こうとするとタイミング悪くコネシマ君が声を発する
「んで、こっちのやたらデカいんがチーノや！ショッピ君と同じ１年やで！」
そう言いながら瓶底眼鏡くん改めチーノ君の背中をバシバシと叩くコネシマ君
うわ…痛そうだな……輩に絡まれて可哀そうチーノ君…
そう思いながらチーノ君の顔を見ると、キラキラとエフェクトが付きそうなレベルで笑顔を見せていて正直ちょっと引いた
この子もしかしてそういうご趣味でもあるのかな…？
私もロボロくんに叩かれたら喜ぶけど、さすがに同性相手で喜ぶのは……先輩どうかと思うぞ…
そんな気持ちを抱えながらも、コネシマ君の隣に居る１年声に向けて自己紹介をする
『えーっと…初めまして？２年のAです』
よろしく！と握手を求めようとすると数歩離れたところに居たはずのチーノ君が突然目の前に現れる
背が高ければ足も長いし歩幅も大きいって？？なんて羨ましい！
くだらないことを考えて目の前の巨人から現実逃避をしていると、巨人ことチーノ君が興奮気味に口を開く
「AA先輩ですよね！俺、先輩のファンなんですよ！！」
…と。
分かったから少し離れてくれないかな？
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泉月。(プロフ) - ときあめさん» ときあめさん コメントありがとうございます！物語を書く際にshaちゃんを如何にかっこよく書けるかを追求している部分もあるのでそう言っていただけて本当に嬉しいです(；；) (2020年11月19日 17時) (
レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
泉月。(プロフ) - あゆたさん» あゆたさん！いつも読んでいただき誠にありがとうございます！！！ これからも楽しんで頂けるような作品を書いて行けるよう頑張りますのね応援していただけると嬉しいです！！ (2020年11月19日 17時) (レス) id: 27a03f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ときあめ(プロフ) - 今週分のrbくんも最高にすてきでした(T . T)毎週たのしみにしてます〜〜！rbくんの不器用な感じも、shaちゃんのスパダリ感も最高です。続きの方楽しみにしてます…！素敵な作品ありがとうございます。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 5d5f606a06 (このIDを非表示/違反報告)
あゆた(プロフ) - 初めまして。夜遅くにすみません。とても素敵な小説で更新を密かに楽しみにしているものです…。このご時世、体調に存分に気をつけて無理のないように更新、お待ちしております。 (2020年11月19日 4時) (レス) id: 0b438b4c7d (このIDを非表示/違反報告)
有咲/arisa(プロフ) - 泉月。さん» ｸﾞｯ…まだ現世にいるとするか…（←何だこいつ）最後まで見守ります!!! (2020年10月20日 17時) (レス) id: 1ecb7d6cb5 (このIDを非表示/違反報告)
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