【募集企画】君影荘日誌 〜小説〜 その２

第51話…百目鬼ハイデ ページ3

「いや、突然なんだよ、それ」
先程届いたメールに、弟たちの勉強を見つつ、冷静にツッコむ目付きの悪い少年。
彼の名は、百目鬼ハイデ(ﾄﾞｳﾒｷ ﾊｲﾃﾞ)。小学生の弟と妹を持つ、高校二年生だ。
届いたメールは、親友である伊吹鬼百合からのものだった。ハイデが前、「弟たちのせいで勉強に集中出来ない」と言っていたのを覚えていたのか、シェアハウスへの勧誘だった。
能力のこともあるしどうしようかとも思ったが、そのシェアハウスの住人は皆能力持ちだということと、何より鬼百合もいるし大丈夫だろうと、誘いを受けることにした。
彼の親はかなりユルい為すぐに承諾を貰い、「明日には行けると思う」とメールを返した。
「君影荘、か。……道に迷わねえようにしねえと」
じゃれついてくる弟たちを軽くあしらいつつ明日の準備を始めた彼の目は、シェアハウスへの期待と不安に揺れていた。

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はじめまして、ふらり火です。
私の子はハイデだけです。
携帯からの参加の為、18話を越えると更新出来なくなりますが、よろしくお願いいたします。

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ふらり火へ

イメージと全然ちがうやろ((ごめんなさい((暁より

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