3話 ページ3
ドアがバタンと閉まった後、生徒会室内は笑いに包まれた。
tn「あっはっはっは。やっぱエミさんはおもろいわぁ。」
gr「くっふっふっ。A絆されとったな。」
そんな中、1人だけ笑っていない者がいた。
os「ふっふふっ。どうしたん？A。そんなにプルプル震えて。」
Aが震えている理由が分かっているであろうオスマンは、ニヤニヤしながら彼女に問いかける。
するとAはバッと顔を上げて
『くっそ！！この変態紳士め！騙しやがって！10と26ってほぼほぼ負けるじゃねえかよ！』
とオスマンに向けて叫ぶ。
os「え〜？私、ＪＫだからよくわかんな〜い。ていうか、気付かんお前が悪いやん？折角トントンが知らせようとしてくれてたのに。」
tn「知らせようとはしたんやけどなぁ･･･。遮られてしまったし･･･。」
と、トントンが申し訳なさそうに話す。それにAは慌てて弁解する。
『いやいや！トントンは悪くない！悪いのはオスマンとグルッペンだ！』
gr「オスマンは分かるが何故俺まで･･･？」
ビシッと言い切ったAにグルッペンは思わず問いかける。
『どうせ、グルッペンだってニヤニヤしながら見てたんでしょ今の。トントンみたいに止めようとしなかったら、オスマンと同罪だよ。』
gr「うぐっ。」
マジレスされたグルッペンは何も言えず黙ってしまった。
os「まぁ、ええやん。もう終わった事なんやし？俺、いちごミルクがいいなぁ。」
gr「俺はカフェオレで。甘いヤツな！」
オスマンの後に続いてしれっと自分の要望を言うグルッペン。Aはグルッペンに手を差し出しながら
『お前は参加してないだろうが。金寄越せ金。』
と金を請求する。グルッペンは、はぁっとため息をつくと財布を取り出し130円をAの手に乗せた。
gr「お前ほんまケチやなぁ。」
『何処かの誰かさんとは違って、私んちはお金がないんでね。』
皮肉を言いながらも金を受け取ったAは、トントンに顔を向け問いかける。
『トントンは何かいる？』
tn「う〜ん。俺一緒に行くわ。買いたいもん決まってないしな。」
トントンは自分の財布を持って席を立ちAの横に並ぶ。そして2人はドアへと足を進めた。
『じゃ、オスマンがいちごミルク、グルッペンが無糖のコーヒーでおけ？』
gr「おまっ、お前･･･。スイートカフェのカフェオレな！それ以外を買ってきたら俺は仕事せんからな！」
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ラッキーカラー
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ユエ(プロフ) - 魔戒さん» すみません！最近忙しかったもので中々こっちにinできませんでした。気を悪くしたらごめんなさい。 (2020年2月5日 15時) (
レス) id: 5a47ca8457 (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - ユエさん» すみません！困らすようなことを言ってしまい (2020年2月3日 21時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - ユエさん» 良かったです、とても面白いので羨ましいです(私も書いているんですよ) (2020年1月19日 20時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
ユエ(プロフ) - 魔戒さん» あっ…ふっつーに誤字です（汗）次の更新時に直しときますね。教えていただきありがとうございます！頑張ります！ (2020年1月19日 19時) (レス) id: 5a47ca8457 (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - 私が間違っていたらすみません、頑張ってください (2020年1月19日 19時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユエ | 作成日時：2019年7月29日 23時
