表だけの偽りカップル【うらたぬき】

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Aside



セ「ふーん(・−・ )
可笑しいなぁ。うらたん、Aちゃんとのデートやのに？」





「えっ？いや、用事あって。」





セ「…アレ、うらたんやない？」




センラくんが指差す方を見ると走ってくる浦田。




う「A！！バカ？」





肩をがっちり捕まれバカと言われた。





セ「……Aちゃん嘘ついたやろ〜。」





「ごめんなさい。嘘ついた。」




セ「まぁ別にえんやけど、電車間に合うん？」







私はセンラくんに言われてスマホを見る。電車、ない。私の住んでいるとこに近い電車こない。






「どうしよ。電車ない。」






う「俺の家来たら？」






セ「まぁうらたん彼氏やし、親おるやろうしAちゃんそうしたら？ﾆﾔﾆﾔ」





「…じゃあ、わたるがいいなら。」





(゜O゜;！センラくんに志麻さんのライン聞いちゃお！！





「センラくん。ライン交換しよ？」ｺｿｺｿ





セ「ええよ〜。はいこれおれのやつ。追加しといて〜」ｺｿｺｿ






「ありがとー」ｺｿｺｿ




センラくんのQRコードを読み込んで追加した。さて、浦田の家行くかぁ。





う「……じゃあまた月曜日なセンラ。」






セ「は〜い！またね〜」





謎にテンションが高い。悪い奴だ。やれやれ┐(´д｀)┌




う「弟いるし、親いるから大丈夫だって」






「そのことは分かってるけどパジャマないからどうしよ。」







う「そんなの俺が貸してやるよ。あっ。どっかファミレスよる？」






「うん。お願いしま…やっぱりいい！」





お金がない。。。






う「何？母さんの飯食べたいんだ？挨拶するんだ〜」






「じゃあ、ファミレスよろ？」






なんと、あの浦田が気を使ってくれた！ヤバい。なんか起こるぞ！





ファミレスに来た。私はハンバーグ、浦田はパスタを注文した。
待っている間にセンラくんに挨拶をする(ラインの！)





Aセンラくん。追加した!よろしく〜。志麻さんのライン下さい!




センラはーい。よろしくなぁ。志麻くんのライン?ちょっと待ってな



数分待つと志麻さんのラインのIDが送られた。
おぉ。ありがたや


Aセンラくんありがとー。



センラいえいえ。それよりうらたんと楽しんでな



私は苦笑いのスタンプを返し会話が終了した。

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