第三十一話 やっとですか ページ32
大倶利伽羅「…」
鶴丸「から、げっほげっほ！」
まだむせてんのか。
鶴丸「…あー、死ぬかと思った。てなわけだ。加羅坊、貞坊」
貞宗「ちょ、鶴さん、加羅も落ち着けって！って…あれ？加羅が負けてる…？」
ここで登場したのは伊達の刀の一振り、太鼓鐘貞宗。
貞宗「加羅が負けるってどうなってんだ…」
鶴丸「だから言っただろ。新しい主は人の枠を超えてるってな」
『人の枠、ね…』
まぁ。ここまで刀剣男士たちに勝っておいて人間扱いする人はいないよね…
鶴丸「だから拗ねるなって加羅坊」
貞宗「だからいっそのこと新しい主と仲良くしようぜー」
どうやら太鼓鐘貞宗は警戒してはなさそう…？
貞宗「主は加羅坊や鶴さん、みっちゃんだけじゃなくて皆を助けてくれたしな！ってなわけでよろしくな！」
『よろしくお願い致します！』
大倶利伽羅「…慣れあうつもりはない」
大倶利伽羅はそれだけ言っていなくなってしまった。
鶴丸「加羅坊は相変わらずだな」
貞宗「だな！あ、そろそろ寝ないとな。んじゃ主おやすみ！」
『はい。おやすみなさーい』
大倶利伽羅を追いかけるようにいなくなる貞宗。
『鶴丸は寝ないのかい？』
鶴丸「そういう君も寝ないのか？」
『寝ますよ、んじゃおやすみなさい』
はは、いい加減寝ないとまた乱ちゃんたちに顔色がって言われてしまう。
鶴丸を背に粟田口の部屋へ戻った。
鶴丸「…で。どうする？」
三日月「なあに。好きにさせておけばいいさ。あやつも結局はただの駒にすぎぬ」
鶴丸「そうだな」
三日月「いつまで持つのか見ものだ」
やはりまだ三日月の瞳に光はない。
『……はっ！？』
包丁「うわっ！？」
ゴン！！
うわ今絶対痛い音したというかめっちゃ頭いたんだけど！！
薬研「だから言ったろ、顔を近づけて起こすなって」
包丁「ってて…だってとなりのト〇ロごっこしたかったんだもん」
なんだそのごっこは！？というかさすがにジ〇リはやばくないか、大丈夫か！？いろんな意味で！！
一期「包丁、主にまず謝る」
『あ、いいよ一期。起こしてくれてありがとう包丁くん』
包丁「わぁ、優しい！もしかして人妻なの？」
なあにを言っているんだ包丁くん。
一期「ほらまたそういうことは言ってはいけないと！」
包丁「ちぇ…いち兄はケチなんだよー」
『はは…まあ、オカン感は強めよな…』
布団をたたんでいると
こんのすけ「あるじさま！大変です！」
『？』
こんのすけ「政府から出陣の命が！」
いや出陣の命遅すぎない？
第三十二話 いざ出陣！！！→←第三十話 こんな内容で大丈夫か？大丈夫だ問題ない！！
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稲森(プロフ) - 時雨さん» 初めまして！コメント、誤字の報告ありがとうございます！ご親切に押してくださって嬉しいです。こんな感じで誤字も多いかと思いますがこれからもよろしくお願いします！ (2020年6月4日 14時) (
レス) id: 17ab3ec999 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 夢主の性格が好きです（≧∇≦） (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 誤字らしきものを見つけましたのでお知らせしておきますね(*^^*)第１３話の最後の行で、「短期は損気」と書かれておりますが「短気」の間違いだと思います(*^_^*) (2020年6月4日 0時) (レス) id: a4f27d0bac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：稲森 | 作成日時：2020年5月28日 11時
