story30 貴方 ページ30
やっと点滴が終わって帰れる事になった。
智がタクシーを呼んどいてくれてそれに乗って智のマンションまで行った。
智「寒くない？」
A「…ん、大丈夫。」
タクシーの中で智はずっと手を握っていてくれた。
そして、タクシーを降りた後もずっと手を離さなかった。
智「ただいま。」
A「お邪魔します…」
久しぶりに入った智の部屋はいつもとは違い、
見違えるほどキレイになっていた。
A「…どうしたの？これ、、」
智「Aがいない間、頑張ったんだよ？」
嬉しそうに笑う智に一瞬だけ1ヶ月前の顔が戻った。
A「すごいじゃん…」
でも、私がいなくても智は片付けられるという事を知って
ちょっと寂しさを感じる自分もいた。
智「A…どうかした？」
A「ううん、何でもない…」
智「ちゃんと言って？」
前とは逆の立場にすこし戸惑った。
それに、智の成長を素直に喜べない自分に腹が立った。
せっかく智が頑張ったのになぜ褒めてあげられないの？
自分が必要とされてないと思っちゃうから？
智「A…もしかして俺、何かまずい事言ったかな？」
A「そんな事ないよ？さぁ、ご飯作ろっと。」
わざと明るく見せたけど…バレバレだよね。
キッチンに立って料理を始めた。
今日のメニューはカレーライス。
具材を丁度いい大きさに切っていく。
…何かいまいちピンと来ない。
その答えはすぐに見つかった。
それは、智が背中についていない事。
やっぱり寂しいよ…
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
続編に移行します。
彼氏依存症
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/koharun/
よかったら、評価もお願いします‼
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆりめろ(プロフ) - 大野くんが可愛すぎる (2016年12月1日 16時) (
レス) id: 71ef76177c (このIDを非表示/違反報告)
ゆりめろ(プロフ) - 大野くんが可愛すぎる (2016年12月1日 16時) (レス) id: 71ef76177c (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - いつも見てますっ(＾ｖ＾ これからも頑張ってくださいっ！ (2011年7月11日 19時) (レス) id: 3f3448849d (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - 大野くんが甘えん坊さん…可愛い(#>_<#) (2011年7月5日 16時) (レス) id: 397655140d (このIDを非表示/違反報告)
ヤム - うわ〜 甘えん坊の大野さん可愛いです♪ (2011年5月22日 8時) (レス) id: a3ddd34932 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小春
