【鉄血のオルフェンズ】鉄華団と元情報屋の屋の少女 Part12 【Last Part】【完】 (ページ40)

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【エピローグ】私達の歩んできた道の話を… ページ40

貴女side

私の正面にはミリナ。
私の右隣りは三日月、左はリュウ。
ミリナの右隣りにはアオとタク左はユウマ。

みんなで集まれるなんてほんとにほんとに夢みたい。

ミリナ「お茶も用意完了！さて…」

貴女「どこから話そうか…」

リュウ「組織抜けてからどうしていたか…」

貴女「そうだね」

みんなはどうしていたか知らないから…
まずは順を追って話す。

が、その前に三日月が…

三日月「あっそだ。聞きたいんだけど、夕月は元気なの？」

貴女「このタイミング…か…」

私と三日月とリュウ以外は
「夕月？」「え、誰」と口々に話している。

貴女「あー…えーっと」

なんて返したらいいか分からず、言葉を濁(にご)してしまう。

リュウ「頑張れ」

とリュウは苦笑い。

どうやらリュウはフォローしてくれないらしい…
意地悪な弟だ…。

三日月「夕月は俺とAの子供。
っで男だった？女だった？」

貴女｢…女の子です｣

「えーーーっ！！！？？」

全員一致…

三日月がまず先に夕月のことを聞いてくるとは想定外だった…

ミリナ「こっ子供…！」

アオ「子供か…」

タク「子供…ってマジか」

ユウマ「子供…」

みんな戸惑いが隠せない…

ミリナはどうしてか頬に両手を当てて顔を赤らめており、アオは眉間にシワをよせ腕を組み苦笑い。

タクは困ったように頭をポリポリかく。

ユウマは話が衝撃的だったのかちょっと放心状態。

貴女「とっとりあえず順を追って話すね」

ちょっと誤魔化すように言うが、ミリナは「ちゃーんと！聞かせてもらいますからね！」と強く言われた。

貴女「はっはい…。じゃあ話すね。私達の歩んできた道の話を」