お守り ページ35
貴女side
夕月「お母さんはほんっとにお父さんが大好きなんだね!」
貴女「うん。大好きだよ。
ずっとずっと大好き」
ヘアゴムを使い束ねた髪を一つにしていく…
貴女「はい。出来たよ」
夕月「ありがとっ!お母さん」
貴女「!」
今の
私もその笑顔に釣られて微笑んだ。
貴女「あっそだ…」
夕月「どうしたの?お母さん」と首を傾げて夕月が言う。
貴女「これ」
机の引き出しから出したもの…
私が大切に大切にしまっていた。
三日月と私の名前を彫ってるプレートを一つのチェーンに通して一つのネックレスにしているものでネックレス自体もそこまで重くないから幼い夕月に負担はかからない。
貴女「これはね。お母さんとお父さんがつけていたネックレスだよ。
お父さんが夕月を守ってくれるように…
お守り、
私は
夕月「ありがとう!大切にするねっ!」
貴女「今度、
夕月「ほんとっ!?やった!!ありがとうお母さん!」
ニコニコと笑う。
とても愛らしい。
ほんとに三日月によく似ているなぁ。
貴女「じゃあ行こっか。」
夕月「うん!」
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作者名:美歌 | 作成日時:2018年3月19日 18時