私の姉弟 ページ47
貴女side
イサリビとハンマーヘッドは歳星をとらえた。
そして無事歳星に入港し、私はイサリビでお留守番。
ユージンとビスケットと三日月とオルガとクーデリアは歳星のマクマード・バリストンに会いに行った。
さて、オルガ上手く交渉してテイワズに入れさせてもらえるようにね…
***
ピッ…ピッ…
私は自室にて、電子端末で弟に連絡を取っていた。
画面には“
貴女「リュウ久しぶり、元気？」
リュウ『元気だよ。』
私の一卵性の双子の弟リュウ。
頭が良く、そして運動神経がすごく良い。
組織にいるときはよく暗殺の訓練を受けていて隠密行動が得意だ。
今、リュウは歳星にいる。
というかわざわざ私に会いたいという理由で火星からどうやって来たのか歳星にいるとのこと…どんなコネを使ったのやら…
リュウ「ねぇ今から会いに行っていい？」
貴女「今から？」
ブー
とインターホンが鳴った。
変わった音だといつも聞くとそう思う。
貴女「あっ誰か来た。ちょっと待って」
扉を開けると…
貴女「あれ？ヤマギどうしたの？」
ヤマギ「Aに会いたいって子が…」
貴女「私に…？」
ヤマギの背中からひょっこり出てきたのは…
貴女「リュウ…！」
リュウ「Aっ！！」
と私に抱き着いてきた。
全く…どんだけ会いたかったのやら…
貴女「ありがとうヤマギ。リュウを連れて来てくれて…」
ヤマギ「ううん。あと一つ連絡、テイワズがバルバトスを整備してくれるってだから、今から行くんだけど…Aも行く？」
貴女「行くっ！」
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作者名：美歌 | 作成日時：2016年4月3日 0時
