来週から ページ37
CM「さて、お酒も飲んじゃったしどうするかな」
私が泣き止むのを待ってチャンミンが携帯を取り出して弄ぶ
A「・・ごめんなさい」
母が送ってくれた白酒は２本、それを全部開けてしまって
２本目の半分くらいをチャンミンが飲んだんだった
ぼーっと座ったままチャンミンを見る
チャンミンは黙ったまま散らかったテーブルを片付けていて
並んだ木目込みの雛人形をきちんと並べる
CM「これは？」
A「日本の女の子のお守り・・３月３日はひな祭りで日本ではいつもお祝いしてたから」
送られてきた箱の中に入っていたちらし寿司のレシピを興味深そうに見ているチャンミン
母の手書きで出来上がりのイラストまで入れてある
なんだか恥ずかしくてチャンミンの手から取ろうとしたら避けられて
CM「Aは愛されていますね。これ、感謝しないとね。今度、一緒にお祝いしますか？お？このレシピ通りに作ればいいのか？材料、揃えますか」
楽しそうに笑うチャンミンの横顔に見とれてしまう
さっきまでこの顔が私の顔のすぐそばにあったんだ
A「・・・///」
１人で照れているとチャンミンが電話で話す声がして
見るとテーブルの上はきれいに片付いていて
日本から届いた箱の中にきれいに収まっていた
CM「A、帰るよ。ジェジュヒョンにも伝えといたから、忘れ物はない？」
数分後、日本からの荷物の箱を抱えたチャンミンと地下の駐車場でタクシーに乗って
チャンミンと私は通りの向こうのあの家には寄らないでそのままチャンミンのマンションに帰った
CM「・・・お腹空きましたね。今日はヌナのご飯を食べようと思ってたのに予定変更だなあ」
冷蔵庫のドアを開けて何かを始めたチャンミンの後ろに着いていく
CM「ん？なに？」
A「手伝えるかなあって」
CM「まだ酔ってる？(笑)」
少し笑ったチャンミンが私の顔を覗き込む
一緒に並んで野菜を切ったり
お湯を沸かしてパスタを茹でたり
A「あ♪いい匂い」
CM「でしょ？」
ガーリックのいい匂いと広くて優しいチャンミンの背中
この人が私を守ってくれるって言ったんだ
広い背中にぎゅっとしがみつきたくなった自分に慌てる
CM「なにしてるの？できたよ」
大きなきれいな手がお皿を二つ並べて
冷蔵庫から出したワインをグラスに入れる
チャンミンが作ってくれたパスタは優しい味で
これからはこんな時間が増えるのかなあって思ってどきどきしていると
CM「あのさ、来週から２週間くらいは日本なんだ・・僕がいなくても頑張れる？」
大きな瞳が真っ直ぐに私を見た
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はる - いつも楽しみにしています。2人を連れて行きたいとこって何処ですか？とても気になります。 (2018年11月2日 9時) (
レス) id: 57e60e4744 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - alexisさん» うふふ♪２人を連れて行きたい場所があるんです。妄想ですから（笑）楽しもうと思ってます。 (2018年10月31日 21時) (レス) id: 8931605da0 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - みかんさん» いっしょに日本に？？うふふ！チャンミン、、、ヒロインのご家族に会っちゃったりしますかー？？(^o^) (2018年10月31日 7時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - みかんさん» (^O^)/はーぃ、気長に待てますwww (2018年10月22日 22時) (レス) id: d8faaba8f4 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - alexisさん» なかなか更新できなくてごめんなさいね。気長にまっててくださいませ。少し足踏みしますけど・・。 (2018年10月19日 0時) (レス) id: 8931605da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2018年9月10日 23時
