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心臓がうるさくて全く仕事が出来ないまま、お昼の時間になった。


あーマジか。
白岩…じゃなくて瑠姫くんて天然人タラシなのかな…?
純喜とはまた違った感じだけど。

あの感じで落ちない女の子はいないだろうな。


でもどこか違和感がある。
笑顔が本当じゃないっていうか、なんていうのかな、わからないけど…



純 「おーい、昼食べいこやー」


純喜がお腹をおさえながらはやくーと言わんばかりに机をトントンしている。


肝心の瑠姫くんはデスクの周りに女の子たちが何人か群がっていて、部署の外には瑠姫くんを一目見ようと違う部署の子達が集まってきている。


すごいな…

「白岩さん、お昼一緒しませんか?」


「どうして本社に?」


と質問攻めにあっている。
みんな、なんとも積極的でいいですな。


私の後ろからも、「話しかけなよ、」「無理だよ〜!!」という会話が聞こえてくる。


そりゃそう、かっこいい上に仕事もできるし優しいしね…
かっこいいのも大変なんだな、と思いながら自分もお昼を食べに行こうとデスクを立とうとすると


パシッ


手を掴まれる。
それが瑠姫くんだということを理解するのには時間は要らなくて。


瑠 「あ〜、えっとすみません。お昼なんですけど社内案内を渡辺さんにしてもらうことになってて」


ふーん…て、え!?!?!?


いやいやいやいや、そんなん知らないし言われてもないし、女子たちの目が怖いし…!!



それでも、助けてという目をしてこちらをみている瑠姫くんもかっこよくて。

よし、一肌脱いでやろう。



「え、それなら私がするのに!」

と口々にいう女の子たちに対して



「そ、そう!今日、與那城さんに頼まれて白岩さんに社内案内してくれって!ね!純喜!」



與那城さんは、私たち直属の上司だ。
ごめんなさい、與那城さん、お名前借ります…!


純喜は急にパス!?と驚いた顔していたが


純 「そ、そーそー!俺ら同期やし、案内したって〜ってな!言われてん!」


ときちんと空気を読んで返してくれる純喜。さすがです。


瑠 「そういうことなので、すみません。あ、今度俺の歓迎会やってくれるって話聞いたのでそこでたくさん話してくれると嬉しいです、」


女の子たちにも嫌な気持ちにさせない言い方をして宥める瑠姫くん。さすがです。


そうこうして瑠姫くんのデスクから女の子たちが去っていった。

☆→←◯



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しおづけ(プロフ) - フランとベルさん» 推しの誕生日がライブって凄いし嬉しいですよね…!私にも嬉しい言葉ありがとうございます!!❤︎ (2021年11月24日 8時) (レス) id: 2a9943a81a (このIDを非表示/違反報告)
しおづけ(プロフ) - はなさん» うわああ!教えてくださってありがとうございます…!! (2021年11月24日 8時) (レス) id: 2a9943a81a (このIDを非表示/違反報告)
フランとベル - JO1いいですよね!私、瑠姫くん推しなのでこの小説めっちゃ嬉しいです!瑠姫くんの誕生日にライブあるって最高かよ……って思ってました (2021年11月23日 21時) (レス) id: 9f95d8689d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! (2021年11月23日 11時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しおづけ | 作成日時:2021年11月21日 19時

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