【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセル！Part3【ゴウセル】

私もやるよ！ ページ41

ユーリside



隣り町…



お母さんの血は止まらない。増える一方。



走って走ってやっと着いたのは…



聖騎士のいる場所…



お母さんは聖騎士の元へ行き「二人をどうかお願いします」と言った。



聖騎士の人は驚いていたが、すぐに真剣な表情になりその言葉に答えた。



？「分かった。後は任せてくれ」



母「良かった…」



そのまま力尽きたように倒れ、亡くなった。



そして私達も走るのに疲れ、次に目が覚めると私達はある部屋にいた。


***


？「目が覚めたか？」




ユーリ「…はい。貴女は？」




？「リオネス王国の聖騎士長 ザラトラス」




綺麗な銀髪の聖騎士長…




ユーリ「よろしくお願いします！ ユーキ！弟は！」




ザラトラス「大丈夫。隣りの部屋の医務室だ。元気だぞ」




ユーリ「よかったぁ」




ザラトラス「お腹が空いただろう。これを食べなさい。」




もらったのはお粥、とても美味しそう。





ユーリ「いただきます」





一口食べる。




食べていると部屋の扉が開いた。




ユーキ「ユーリ！」




するとユーキは力強く私を抱き締めた。




ユーリ「ユーキ！良かった…」





ユーキ「元気か？」





ユーリ「うん。」





ユーキ「…僕、聖騎士になろうと思う。」





いきなりのことで驚く私。
だって目が覚めていきなり言われても…




ユーリ「でもどうして…」




ユーキ「僕は、お父さんを殺した商人が許せない。だからもうこれ以上僕達みたいな子を増やしたくない。」




ユーリ「…そうだね。私もやるよ！私も聖騎士になる！」



***


それから私達は努力を積み重ね。




やっと聖騎士になれた。

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