【七つの大罪】私の恋人は大罪人の色欲の罪のゴウセルっ！Part10【ゴウセル】

心配なんだよ！ ページ10

貴女side


それからしばらくして…



ドンっ！

　

机を叩く大きな音がした。

　

ジャスティ「俺はな！Aが心配なんだよ！ドジで馬鹿な妹が心配なんだよ！」



ディアン「兄さん…ちょっとお酒飲みすぎかなあ…」



ジャスティ「久しぶりに会ったら彼氏がいるし！王女の地位は捨てるし…もうゴッチャゴチャだ…」


少し涙目になってる…それにお兄ちゃんはすーごく酔っている。さっきから同じことを繰り返している。


貴女「えっと…ごめんなさい」



ディアン「兄さんはこう言うけれど、僕達はAが幸せならそれだけでいいんだ。」



貴女「ありがとう」



メリオダス「ジャスティは酒が入るとかなり本音が出るみたいだな。」



普段見れないジャスティお兄ちゃんの酔っている姿。



ある意味貴重だ…



ディアン「兄さんがこんなにお酒をグビグビ飲むことないんだけどな…



よっぽどバーニャエール(これ)が飲みやすかったのかな…」



私とディアンお兄ちゃんはジャスティお兄ちゃんにお酒を飲むことを止めるが、なかなか言うことを聞いてくれない…



ディアン「はあ…Aの能力で兄さんからお酒を離して」



貴女「分かった。神器創造の飾り 操作の歌(パペット・ソング)！」



ジャスティ「あー酒が…」



ディアン「ふぅ…」


やっとジャスティお兄ちゃんの手からバーニャエールを離せることが出来たと安心する私達。



エールが入っているグラスはディアンが持っており、ジャスティお兄ちゃんは机に突っ伏している。



するとお兄ちゃんはいきなりバッと体を起こし



ジャスティ「…水龍王(アクアレクスドラゴン)！！ディアンから酒を取り返せー！」



ディアン「え…ちょ…兄さん！？」



貴女「それは流石にヤバイっ！！神器創造の飾り 小さな姿(スモール・フォーム)！！」



姿を現せた。水龍王(アクアレクスドラゴン)を小さくした。



店が壊れるかと思った…



小さな姿になった水龍王(アクアレクスドラゴン)は可愛らしい龍…



小さくなったホークを同じくらいだ。



ほんとに可愛い…

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