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思い出 ページ2

それからというもののかぐやは三日月や兄、仲間達を連れて足繁く思い出の校舎へと通った。
その中でこの本丸の審神者、朔の先祖もここで教鞭をとっていたということもわかった。




「ここにマテバシイの木が…あった!!」


「わぁ!!ドングリです!!」


「今日は出陣もない事だしこのドングリで秋限定の美味しいご飯を作ろうと思うの!!」


「ドングリって…ドングリを食べるんですか!?」




今日かぐやが山に連れてきたのは粟田口一行。
いつもはなかなか山へと入らない一期一振や鳴狐も短刀や脇差達に手を引かれ紅葉を楽しみながら兄弟と秋風に吹かれていた。




「そう!!時間はかかるけど美味しいご飯が作れるよ!!」


「ドングリでか。かぐやの時代ではドングリも食べてたのか!?」


「まぁふつうは食べないかな。私を使ってくれていた人達が文化祭…えっと人に振舞ってたんだ!!だから作ってみたくて…」




そうかと納得してドングリ集めに勤しむ粟田口の面々。




「かぐやさん!あちらにまだ沢山あるところがありますよ!!」


「おっけー律!!ありがと!!」


「鳴狐もそちらに参りましょうと言っておりますぞかぐや殿!!」


「ありがとう鳴狐!!」




そう言っていくつもの大きな袋に包んだドングリを持ち帰り200年前暗殺教室の彼らがやったように麺を作り粟田口とかぐや特製のドングリつけ麺は本丸を湧かせ燭台切は興奮気味にかぐやの主の料理について聞いていた。




「ドングリでラーメン作ったり巨大プリン作ったり面白いことが大好きな人達…って言った方が正しいかな、毎日退屈しないの!!」


「驚きの宝庫じゃあないか!!」


「驚きと発見の宝庫だったよ、あの笑顔も…あの思い出も、守るために私が今、歴史を守るんだ!!」


「お主もなかなかに言うようになったなぁかぐやや。では俺はお主が笑っていられる未来を守るために戦おうぞ。」


ちゃっかりかぐやの隣に座り耳に口付けをして反応を楽しむ三日月。かぐやもビクンっと飛び上がるがあくまで流そうと「私も嬉しいですけど歴史も守ってくださいね。」と軽くあしらう。

そんな幸せな日々も今日の夜、終わってしまうともしれず。

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ミューゼス(プロフ) - 極・吹雪姫さん» 全作品にコメント頂きありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年5月12日 18時) (レス) id: 8be0659255 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - みゅーぜす>ワンコ女子の力作見ましたわ!!表クール(?)で裏ワンコ!!発想、展開、誤字はあっても、長く続けられる強さ。だからこそできた作品でしょう。(ちなみに暗殺教室→カルマ、有希子 黒バス→伊月が好きよ? (2019年5月7日 21時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミューゼス | 作成日時:2018年8月29日 18時

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