最強が土下座してきた

＊任務 ページ6

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今日は五条と合同任務



1級呪霊が何体かいる神社が目的地らしい

五条は特級、私は1級なので問題はナシ



なにか問題があるとすれば....






「五条、今日は1人でズカズカ行かないで
一緒にいてよ？」





五条はそれはまぁお強いので補助監督さんや任務仲間を
置いていくこともしばしば

結果、怪我をしないからいいものの
夜蛾先生に怒られるのは五条だけじゃなく私達もだ



その苦労を少しでも分かれ、と五条に目をやると

何故かふにゃあとなって照れて？いる






『え、もしかして照れてる？なんで今のどこに！？』


「だって「一緒にいて」って....ほぼプロポーズじゃん」






うんうんうんうん....うん！？！？


「くっそー、俺から言おうと思ってたのに」と嘆いているが、その思考回路が分からん



五条にとってあれはプロポーズだったのか....

末恐ろしい男だ




私が車内でプロポーズの誤解を解いている間に
今回の目的地に着いた






「ここが、呉六神社です」


『ありがとうございます』






補助監督さんから呪霊とその被害についての詳細を聞き

いざ任務開始






見たところ血痕がいくつかあるので、
間違いなく人間が襲われている



....呪いは厄介だ
一般人には死に際くらいにしか見ることができないから

きっとこの血痕を残していった人もその1人



人間みんな、呪霊の気配を感じることができたらいいのに



それは難しい話だけど

今は、任務だ。任務






『五条、今日の呪霊、私が祓いたい』


「別にいいけど、なんでだよ」


『なんとなく』


「.......怪我はすんなよ」


『しないよ』







『私、強いもん』






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