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「でも、どうして急に変わったんだい？」
あの後暫く(家入さんの)質問攻めにあい、ぐったりとした私に、夏油くんが一つだけ質問した。
変わった理由……？
テレビを見て？ううん、違う。
えっと……
『あっ！そ、そうだ……私、五条くんを見返す為に…』
「やっぱりそうか」
夏油くんは私の答えを聞くと、まるで分かっていたかのような反応をした。
今が平和な時間すぎて完全に五条くんの存在忘れてました。なんて言えないけど……
「今の未凪なら出来るよ」
『そ、そうかな……ありがとう』
「私もそう思う。けど、…知らないのか？」
『え？』
首を傾げると、夏油くんが 申し訳なさそうな顔で笑う。
「悟は今日、朝から任務で居ないよ」
『……………………え゛』
❀❀❀
『……本人が居ない日にこんなに張り切って……私馬鹿みたい……』
「まぁまぁ」
家入さんがかれこれ数分間机に突っ伏した私の背中を優しく撫でる。
「今は残念だけど……そうだな、17時位まで待てば帰ってくるんじゃないか？」
「そ、そうなの？」
「遠方の任務だから面倒だと悪態をついてたよ。でも、確か単独ではなかったはずだから…悟の事だ、きっと早く帰ってくるよ。」
「そっか……そうだね、ありがとう」
…五条くんの強さは、私も認めている。
確かに、彼なら呪霊も直ぐに倒して、面倒くさそうな顔で帰ってきそうだ。
私はやっと机から顔を上げた。
今日中に帰ってくるなら……この努力も無駄じゃない。
『はぁ……緊張する……』
それでも、乱れた前髪を整えてみたり、後ろ髪を手ぐしで梳いてみたり、体は落ち着かなかったが。
「私達も手伝おうか？」
ふと、夏油くんがそんな事を言う。
『え？』
思わず彼の方を見ると目が合った。
「いいね、楽しそう」
私が答える前に家入さんもそれに乗っかる。
『えっ、？』
2人の顔を見ると、何だか怖い笑顔になっていて、私は思わず縮こまった。
『あ、あの……別に……私は……』
私の小さな声は、2人には届かなかった。
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美桜(プロフ) - あ〜、次が楽しみです！←好きッ (2021年3月12日 12時) (
レス) id: a2ac9ececf (このIDを非表示/違反報告)
きみを - しゅきぃぃ、、更新楽しみにしてます！ (2021年3月8日 16時) (レス) id: d62859d88d (このIDを非表示/違反報告)
垢なし - うっちゅき…頑張ってください…亀更新でも全然気にしないのでこの作品を書いて読ませていただきありがとうございます(血涙) (2021年3月8日 16時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
さーこ - 好き過ぎる展開です！素敵な作品をありがとうございます！更新楽しみにしてます^o^ (2021年3月8日 8時) (レス) id: 98cdb25e08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：点P
| 作成日時：2021年3月8日 0時
