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耳元でピピピピ、と目覚まし時計が鳴る。
『あと五分……』だなんて定番のセリフを言ってみるが、もちろん突っ込んでくれる人は居ない。
結局静かに目覚まし時計のボタンを押して、伸びをした。
『今日は五条くんを見返す日なんだから……！！』
ぱちんと両手で頬を叩いて気合を入れた。
……はいいものの、私は今とても迷っていた。
『短過ぎない……？見えるよ……？何がとは言わないけど……』
……スカートの丈が短いのだ。
今日からタイツはやめてみようと決意した私だったが、その決意は既に揺るごうとしている。
『今のJKってこれが常識なの……？恐ろしすぎるよ……』
あと、第1ボタンを開けたからか、首元がスースーして落ち着かない。
『……緊張してきた』
自分自身を落ち着かせるように息をついて、私は鏡を見た。
『可愛く……なった、よね？』
昨日の夜言った通り、メイクなんかは分からないので、唇には薄い色の口紅だけを塗っている。
前髪を切ったので目は見えているし、コンタクトも……嫌だったけど頑張った。
ヘアスタイルもアレンジなどはないが、イメージチェンジにはなっているはずだ。
『……みんな、どんな反応するかな……』
緊張の裏には、大きな期待もあった。
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美桜(プロフ) - あ〜、次が楽しみです！←好きッ (2021年3月12日 12時) (
レス) id: a2ac9ececf (このIDを非表示/違反報告)
きみを - しゅきぃぃ、、更新楽しみにしてます！ (2021年3月8日 16時) (レス) id: d62859d88d (このIDを非表示/違反報告)
垢なし - うっちゅき…頑張ってください…亀更新でも全然気にしないのでこの作品を書いて読ませていただきありがとうございます(血涙) (2021年3月8日 16時) (レス) id: 5f562d56d2 (このIDを非表示/違反報告)
さーこ - 好き過ぎる展開です！素敵な作品をありがとうございます！更新楽しみにしてます^o^ (2021年3月8日 8時) (レス) id: 98cdb25e08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：点P
| 作成日時：2021年3月8日 0時
