写真撮影2 ページ5
A「あー、うん。そう。今日は久しぶりに写真撮りに来たんだ。あ、そうだ。邪魔しないようにするから、少し遠くからみんなの事撮らせてもらってもいいかな？」
カメラを見せ、首を傾げる。
？「え、いいんですか？！シルク！絶対撮ってもらった方がいい！」
シ「マサイ、落ち着け！何そんな興奮してんだ。まぁ…俺ら撮影中だから、映らないようにしてもらえれば…」
A「うん、邪魔はしない。」
それなら、と許可をもらい私は一旦彼らから離れた。
モトキを見れば普段と変わらずニコニコしていた。
(ちょっと、やましい気持ちもあったけど、彼らはいい動きするなぁ…)
最初はなんとなく今のモトキの写真が撮れれば、くらいにしか思ってなかったのだが、彼らのアクロバットな動きについ夢中になって写真を撮っていた。
夢中になりすぎて、データ容量をオーバーし、カードを差し替える。
楽しい。
純粋にそう感じた。
人を撮るのは久しぶりだった。
海外での仕事は風景が主だったし、こういった動きのある写真を撮ることが殆どなかった。
A「それにしても、すごい動くなぁ…さすが男の子…体力すごいね。」
ぽそっと呟きつつも、ファインダー越しにモトキを見る。
無邪気に遊んだり、時には真剣な顔になったり。
あぁ、やっぱり、私はモトキが好きだ……
そんなことを思った時だった。
不意にファインダー越しのモトキが自分の方を見る。
ドキッとした。
いつの間に、あんな大人びた顔をするようになったんだろうか。
思わず、シャッターを切った。
心臓が、うるさいほど鳴る。
全身が心臓に変わったのか？と言いたくなるくらい、体の奥底から響いてくる。
ほんと、ずるい。
何がずるいって、私が顔を上げてモトキを見れば、嬉しそうにニッコリ笑ったのだ。
ほんと、君って人は…………
A「ちょっと遅くなると思うけど、写真できたら皆にも渡すね。」
シ「あざっす。あ、そうだ良かったら連絡先交換しない？俺ら過密スケジュールだから、時間空いたら連絡するって感じにしたいんだけど…」
A「あ、うん。いいよ。」
シルクとマサイとも連絡先を交換する。
写真は撮ったが、まだ現像スタジオが出来てないので、写真を焼くことが出来ないのだ。
早く、自宅兼スタジオを作りたい。そう思った。
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mikael(プロフ) - グミさん» コメントありがとうございます！少しでもきゅんとしてもらえたら嬉しいです✨ (2022年1月21日 11時) (
レス) id: 081e609128 (このIDを非表示/違反報告)
グミ - きゅんきゅんでした！ (2022年1月21日 11時) (レス) @page50 id: c87cfc253b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mikael | 作成日時：2021年1月30日 14時
