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＊78＊ ページ29
大貴side
家につきインターホンを鳴らす。
いくら鳴らしても返事はない。
しょうがないので合鍵で開ける。
家に入ると涼介の姿は見えなかった。
家中荒れていて几帳面な涼介とは思えなかった。
リビング、キッチン、涼介の部屋を見たが涼介はいなかった。
最後に光の部屋を除くと
光の服がベットの上に散乱してて
その中にすっぽり埋まってる涼介がいた。
大「涼介？涼介？？」
涼「ｶﾞﾊﾞｯ
ひかにぃ？？ひかにぃ？？」
大「涼介？俺、わかる？？
大貴」
涼「ひかにぃ……ｸﾞｽｯ
はぁはぁはぁはぁ……はぁはぁはぁはぁはぁはぁ……」
大「涼介？落ち着いて。
ゆっくり呼吸しようか。」
涼「いやぁぁぁっっ！！
ごめんなさい。ごめんなさい。
はぁはぁっっはぁはぁっっはぁはぁはぁはぁ……」
涼介の口にタオルを当て、背中をさする。
涼介は左手首を引っ掻き続けた。
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作者名：美香 | 作成日時：2018年3月13日 23時
