ゆらり、くらり、恋心。 4 〜鈴木達央〜

sweet sweet days * 96 ページ6

達央side





俺の本棚の中身を見られるとは.....。




別にラジオとかで言いまくってるからいいんだけど、まさかAのあの初々しい反応。




絶対、俺が変態って知らなかったよな。




まぁ、知ってもらうのはいいことだし。




それでAが引かなければだけど....。




A「へぇ.........。」



少し興味を持って、またページを開けようとしているし。




鈴「もう、ダメだから。」




とりあえず、Aから取り上げる。




A「ちょっと、興味あったんですけど.....。」





鈴「そんなことに興味を持つな！！」





知ってもいいことなさそうだし、Aに似合わない。





鈴「それより、ほらコーヒー。」





淹れたまま、置いていたので冷めているかもしれないけど。




A「ありがとうございます。」




鈴「じゃぁ、俺風呂の用意してくるな。」




Aも入らないとダメだし。




A「すみません、ありがとうございます！！」




優しい笑顔で微笑みかけられる。




おい、こいつ警戒心なさすぎだろ。




俺、告白したんだよコイツに。




なのに、こんな警戒心なくノコノコと俺の部屋入って....。





A「達央さん？」




頼むから、その何もわかっていないような顔で見つめないでくれ.....。

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